IPv6 IPoEとIPv6 PPPoEの解説動画を作りました
この動画では、NTTフレッツ網のためのIPv6 IPoE方式とIPv6 PPPoE方式について解説します。IPv6 IPoE方式はネイティブ方式、IPv6 PPPoE方式はトンネル方式と呼ばれることもあります。
インターネットプロトコルにおけるパケットサイズに関して
拙著「プロフェッショナルIPv6」で、IPv6がリンクにおいて1280オクテット以上のMTUを要求していることに関して「最小MTU」という表現をしており、その表現が間違っているのではないかというご指摘をいただき、その点について調べなおしました。
IPv6とIPv4の違い
IPv6とIPv4は、さまざまな違いがある、似て非なるプロトコルです。 全く異なるプロトコルなので、IPv6とIPv4の間には直接的な互換性はありません。
ULA(Unique Local IPv6 Unicast Address)
ULAは、IPv4におけるプライベートIPv4アドレスのようなものであると勘違いされがちですが、ULAはそのようなものではありません。ランダムな値を含むことで競合の可能性を下げているという特徴があるグローバルスコープのユニキャストIPv6アドレスです。
IPv6マルチキャストのスコープとゾーン
IPv6には、IPv6アドレスの有効範囲を示すスコープという概念があります。
リンクローカルユニキャストIPv6アドレス
リンクローカルユニキャストIPv6アドレスは、単に、リンクローカルアドレスとも呼ばれています。 IPv6では、ネットワークインターフェースの初期化するときに、リンクローカルアドレスが自動的に設定されます。
「IPv6はIPsecで暗号化されるので安全」という誤解
「IPv6はIPsecが必須とされているのでIPv4よりもセキュアである」と誤解されていることがあります。 古い教科書などに、そういったことが書いてあったり、いまでもそのような内容で解説されることがあります。
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