ネットワーク機器の美しいフリーアイコン素材を使おう!
ルータやスイッチなどによるネットワーク図を描くときのために、美しいフリーアイコン素材があります。 2014年のInterop Tokyoで使われたものがフリー素材として公開されたものですが、一部界隈では既に多く利用されています(以下、「ShowNetアイコン」と呼びます)。

ShowNetアイコンをパワポで使うと、次のようなネットワーク図を簡単に改善できます(トポロジはテキトーです。ごめんなさい)。
Before

After

ShowNetアイコンは、2014年のInterop Tokyoページからダウンロード可能です。
2001年からいままで毎年ネットワークトポロジ図を作成されている河口さんによる、図作成に向ける熱い想いを綴ったブログが公開されていますが、その5ページ目に「One more thing...」として、ShowNetアイコン配布先リンクが示されています。
そのままでも利用できますが、ShowNetアイコン利用上の注意としてCTANのcmtt10.ttfというTrueTypeフォントをインストールした方がより綺麗に表示可能です。
おまけ
Interopを知らなかった人に対して、Interopで作られるネットワークがどれだけ強烈かを示す表現で、最近「へぇ」と言われたのが「かつてはIPv4アドレスの/8を1個丸ごと使っていた」というものです。 世界のIPv4アドレス全体の256分の1をInteropというイベントが使っていたのです(2010年に返却しているので今は/8を使っていません)。
市場に出る前の最新製品などを使って、ISP並みの強烈なネットワークを約2週間で幕張メッセに構築してしまう、Interop Tokyoですが、今年のShowNetが構築されていく様子を紹介したビデオも面白いです。 日本中から集まったエンジニアが徹夜続きでShowNet構築を行うため、疲れて壊れかけのおふざけな様子もチラホラ登場していますが、そんな雰囲気の中で即興ネットワークが構築されていくのがわかります。
今年のInterop Tokyoは終わってしまいましたが、既に2017年の開催が決定したことが公表されています。来年のShowNetをどのようにするのかの1年計画が、既に開始されてそうです。
最近のエントリ
- ShowNet 2025のルーティングをざっくり紹介
- RoCEとUltra Ethernetの検証:ShowNet 2025
- ソフトルータ推進委員会のスタンプラリー
- 800G関連の楽しい雑談@Interop Tokyo 2025
- VXLAN Group Based Policyを利用したマネージメントセグメント
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過去記事