Interop Tokyo 2012 STM応募は明日の18時まで
InteropのSTM募集の応募締め切りが12日(木)の18時です。
2週間ぐらい泊まり込みでネットワーク構築作業の手伝いをするというものです。 宿泊費用や食事はInterop事務局からの支給です(参加期間に応じて負担が変わるので詳細は募集ページをご覧下さい)。
InteropのSTMは、学生の頃に参加していましたが、あの時の経験や知り合えた方々とのその後の交流は今でも非常に重要であり、個人的には非常にお勧めです。 当時学生だった私にとってのInterop STMの魅力は、業界内でトップレベルの知識を持つ大人な方々に色々と聞けたり、見た事も触った事も無いハードウェアの存在を知る事ができたりしたことです。 アプリケーションを書いたりすることはありましたが、電源や光ファイバ敷設を含めたネットワークというものがどういうものかという概念に触れることができたのもInteropでした。
幕張メッセ内に2週間でゼロから即席ISPを作るようなものなので、「インターネット」というものがどういった要素から構成されているのかを知ることが出来る環境だったんだなぁと今となって思う事も多いです。 拙著「インターネットのカタチ - もろさが織り成す粘り強い世界」も、当時のInterop STM参加の影響があって書いているような気がします。
ということで、何とか時間を捻出可能な方は、Interop STMお勧めです。 まあ、その「まるごと2週間ぐらいの時間を作る」という部分が最大のハードルだったりするわけですが。
なお、4月1日時点で満18歳以上であることなど、いくつか応募条件があるのでご注意下さい。
私はSTMではなく、取材でInterop Tokyo 2012に行く予定です。 (またSTMで参加するのも楽しそうだけど。。。)
関連
最近のエントリ
- 「ピアリング戦記 - 日本のインターネットを繋ぐ技術者たち」を書きました!
- 1.02Tbpsの対外線!400GbE相互接続も - Interop ShowNet 2022
- Alaxala AX-3D-ViewerとAX-Sensor - Interop 2022
- SRv6を活用し、リンクローカルIPv6アドレスだけでバックボーンのルーティング - Interop ShowNet 2022
- IP中継車とMedia over IP企画 - Interop ShowNet 2022
- SFP型のSDI入出力で4K映像をShowNetにIPマルチキャスト配信 - Interop ShowNet 2022
過去記事