BGP ADD-PATH@Interop 2013
ShowNetバックボーンでのBGP ADD-PATH利用も今年の大きな特徴です。 従来のBGPは、各ホップでベストパスのみが次に広告される仕組みですが、ADD-PATHによって複数のASパスをあらかじめ通知することが可能になります。

以下、ShowNet展示パネルより。
ADD-PATHによる高速なルート収束
インターネット接続に用いられるBGPは、機器や回線の障害によるルートの切り替えは自動的に行います。 しかしその切り替えは計算と伝達に多くのリソースを費やすため、一定の時間が必要とされ、回復までの時間短縮が求められています。 今年のShowNetでは、現在提案中であるBGP ADD-PATHを使うことにより回復時間短縮を実現し、さらに異機種間での相互接続を実現しました。 BGP ADD-PATHは、事前に複数のルート情報を交換しておくことにより、瞬時の接続性回復を実現する技術です。※ draft-ietf-idr-add-paths-08
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