VerisignがDNSSECドメイン移管特許申請
VerisignがDNSSECにおけるドメイン移管手法に関する特許申請を行っているという記事がDomain Name Wireでありました。
特許に関する詳細が記載されたPDFもDomain Name Wireで公開されています。
特許の文章をあまり真面目に読んでいないので、影響範囲が大きそうな特許なのか、それとも使われそうにない重箱の隅系特許なのか良くわからないのですが、とりあえずご紹介まで。 (というか、DNSルートサーバやTLDを運営しているVerisignがドメイン移管の特許を申請するということそのものに対して、もやっとした気持ちが少しあったりしますが、特許の申請や取得そのものは各自の自由は自由だと思うので。)
なお、「ベリサイン」と言うと多くの方々がSSL証明書を思い浮かべると思いますが、2010年にシマンテック社がVeriSign社の証明書や認証などの事業を買収しました。 DNSルートサーバやTLD運営を行う会社としてVerisign, Inc.は残りましたが、セキュリティ事業としてのVeriSignブランドは現在はシマンテック社のものです。 今回の特許のassignee(譲渡人)は「VeriSign, Inc.」とあるので、SSL証明書ではない方のベリサインだろうと思います。
追記
IETFのdnsopメーリングリストで以下のような意見も出ているようです。
最近のエントリ
- Interop 2023のShowNetバックボーン詳解
- Interop Tokyo 2023 ShowNet取材動画
- 「ピアリング戦記 - 日本のインターネットを繋ぐ技術者たち」を書きました!
- 1.02Tbpsの対外線!400GbE相互接続も - Interop ShowNet 2022
- Alaxala AX-3D-ViewerとAX-Sensor - Interop 2022
- SRv6を活用し、リンクローカルIPv6アドレスだけでバックボーンのルーティング - Interop ShowNet 2022
過去記事