「革命的インフラ」の寿命が短くなってる?
Web2.0の話題以降、様々なトレンドがWeb上で発生していますが、最近徐々にその間隔が短くなっている気がします。
ブログやmixiが話題になり、ソーシャルブックマークが話題になり、YouTubeなどの動画投稿が話題になり、Twitterが話題になり、Google Waveが話題になり、Facebookが話題になり、そして今はGoogle+に関する記事が多く出ています。 (他にも色々ありました。懐古モード。というか、この列挙の順番はいい加減です。)
Twitterが登場したぐらいから「これこそが新しい社会インフラだ!」という主張も増えて来ている気がするのですが、特定のWebサービスに人が長く定着しないで次から次へと新しいものに流れた時、特定の「何か」が他への安定した基盤を提供するような「インフラ」に成り得るのかという点に疑問を持っています。 「インフラ」ってちょっとした流行でコロコロ変わっていいものじゃない気がするんですよね。
ただ、実際に流れとしてユーザが流行のサービスを渡り歩いているというのは側面としては存在するので、実際には「インフラ」というものに依存せずに「概念」としてのネットに乗り続ける流浪のユーザが多数発生しそうな気もします。 今風の言い方をすれば「クラウド化するネット言論」みたいな感じですかね? 良く考えると、ネットの流行に乗っているテックユーザは、特定のサービスではなく、コミュニケーションの概念に寄り添っているのであって、Twitterであることや、Facebookであることや、Google+であることはどうでもいいんじゃないかと思い始めました。 (2ちゃんねるが潰れる潰れないという話題のときや、それ以前にも、散々同様の話題にもなっていますが)
何か、全然まとまってなくて申し訳ないのですが、ここ数ヶ月、漠然と「ネットでの情報発信インフラ」って何だろうとか考えることがある今日この頃です。
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