IPv4アドレス残り8%切る
4月9日に、世界のIPv4アドレス残りが8%を切りました。 256個ある/8ブロックのうち、残りは20個です。 なお、そのうちの5個は自動的に世界の5つのRIR(Regional Internet Registry,地域インターネットレジストリ)に割り振られるので、実質残りは15個(残り6%以下)という考え方もあります。
今回、APNIC(アジア太平洋地域)に割り振られたのは14/8と223/8の2ブロックです。
- 14/8 APNIC
- 223/8 APNIC
「IANA IPv4 Address Space Registry」
今年に入ってからは、1月に1/8と27/8がAPNICに割り振られ、2月に50/8と107/8がARIN(北米、及びカリブと北大西洋地域)に割り振られました。 今回、新たに/8ブロックが2個APNICに割り振られたので、残りは20ブロックになりました。
今年は去年よりもIPv4アドレスの減りが早い気がします。 去年の割り振りは以下のようになっています。
- 2009/1 RIPE-NCC
- 2009/1 RIPE-NCC
- 2009/4 APNIC
- 2009/4 APNIC
- 2009/8 APNIC
- 2009/8 APNIC
- 2009/9 RIPE-NCC
- 2009/9 RIPE-NCC
去年の割り振りタイミングを見ると、もうそろそろRIPE-NCC(ヨーロッパ、中東、中央アジア地域)に次の割り振りが行われたりするのかも知れません。
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