IPv4アドレスの残りが10%切る
1月19日にAPNICに 1.0.0.0/8 と 27.0.0.0/8 の2つが割り当てられ、世界のIPv4アドレスのIANAプール残りが24ブロックとなり、10%を切りました(参考IANA IPv4 Address Space Registry)。 いよいよIPv4アドレス枯渇へのカウントダウンが本格化してきた気がします。
でも、1.0.0.0/8ってちょっと使い難いIPv4アドレスブロックだと思います。 迷惑メール送信業者などが割り当てられていないIPv4アドレスを勝手に使ってSPAMなどを送るという行為を行っている「bogon IP address」として1.0.0.0/8は多いからです(迷惑行為を行うIPアドレスが「bogon IP address」というわけではないのでご注意下さい。多少この文章の表現は微妙。。。)。 IPv4アドレスの減少とともに、いままで割り当てが控えられていた曰く付きIPv4アドレス物件にあたる可能性が徐々に増えてくるのかも知れません。
なお、最後の5個は自動的にAfriNIC、APNIC、ARIN、LACNIC、RIPE-NCC、の5つのRIRに配布されます。 また、UNRESERVEDはでありますが、14.0.0.0/8はRFC1356のネットワークのために確保されていたものが2008年2月に解放されたという曰く付き物件です(参考。まあ、問題ないのだろうと思いますが)。
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