ネット上で人はアイコンに抽象化される
WebやMessengerなどのオンラインツールでのコミュニケーションを行う時、人はアイコンに抽象化されると最近感じています。 アイコンがオンラインプレゼンスの一部なんじゃないかと。
例えば、RSSリーダでブログを読んでいる時、ブログを認識するのはブログに貼付けられているブロガーの顔写真ではなく「favicon」という「アイコン」です。 twitterでは相手は人物というよりも「アイコン」がしゃべっている感じです。 mixiなどでもプロフィールの写真が脳裏に焼き付いているときがあります。
はてなブックマークのユーザアイコンで相手を認識している時もあります。 ただ、最近は意図的にアイコン画像を一緒にしつつアカウント名を紛らわしい物にしてコメントを残すような事も行われており、油断がなりません。
色々考えだすと、アイコン画像というのはブランディングを行うための大切な資産なのかもしれません。
ただし、これらには例外があります。 実世界(リアル)において既に良く知っている相手であれば、相手がアイコンではなく自分の記憶の中にある顔の映像になります。 結局、「相手」というものを頭の中で保存するには何かのキーが必要で、「アイコン」しか知らない相手は「アイコン」が記憶のキーになってるんですかね???
ということで、頻繁にアイコンを変更するタイプの方は認識が難しいです。。。 例えば、数日おきにアイコン画像を自動更新されているような方で、リアルでの交流がほぼ無い方はその人物の一意性が頭の中で保てていないような気がするときがあります。 いや、別に細かい話なので、どうでも良いと言えばどうでも良いと思うんですけどね。
最近のエントリ
- ShowNet 2025のルーティングをざっくり紹介
- RoCEとUltra Ethernetの検証:ShowNet 2025
- ソフトルータ推進委員会のスタンプラリー
- 800G関連の楽しい雑談@Interop Tokyo 2025
- VXLAN Group Based Policyを利用したマネージメントセグメント
- ShowNet伝送2025
過去記事