Interop東京2009 STM募集開始

2009/3/16-2

Interop Tokyo 2009のSTMプログラム募集が開始されました。 2週間、幕張メッセに泊まり込みでネットワーク構築や運用に関わる作業をひたすら続けるイベントです。 参加は無料ですが、1週間もしくは2週間フル参加(2週間参加は自己負担が発生するようです)が原則です。

Interop Tokyo 2009 : STM募集

Interop STMとは

このイベント、何をするかと言えば「ひたすらネットワークを作る」のと「作ったネットワークのお守り」をボランティアでやるというものです。 「何でボランティアでネットワーク構築作業をしなければならないんだ???」と思うかも知れませんが、個人的には「あの場」に居れる事はかなりの経験になると信じています。

私も学生時代には毎年のようにSTMとして参加していて、ネットワークに関しての知識の多くを、InteropのSTMイベントで得ています。 また、学生時代に通信分野の社会人の方々に色々な話を伺う事が出来たのは今でも非常にためになっていますし、今でも交流が続いている方々も多いです。

Interopの凄いところは、幕張メッセにISPがいきなり出来上がるところです。 バックボーンの接続速度や、利用している機器構成や、参加しているメンバーの技術レベルは本当に凄いです。 様々なISPのエンジニアの方々や、ルータメーカーのエンジニアの方々や、教育機関関係者や、その他大勢のトップレベル技術者が数週間大集合する「場」がInteropです。 国内では、あの場以上にネットワークエンジニアが長期間集まる「場」は他にはありません。 (今年の後半にあるIETF広島もエンジニアが集まるという意味ではかなり強烈ですが、まあ、それはそれで。)

提供される機器も最新のものや未発売のものが多いので、商用ISPの中枢よりも凄いネットワークが幕張メッセに出来上がると言っても過言ではないと思います。

STMのメインは経験とコミュニケーション

InteropにSTMとして参加することで、多くの技術者の方々とコミュニケーションをとりながら色々勉強できるのがSTMプログラムのポイントだろうと思います。 技術的な知識が無くても参加可能である点もポイントです。 というよりも、初参加は通信等の基礎知識が無いぐらいの方が色々新鮮で面白いと思います。

昔はイーサネットケーブルを半日ぐらいひたすら作り続けたり、光ファイバのパッチ作業をひたすらやったり、真夜中にトランシーバとペンライトを使いながら光ファイバの疎通確認をしたり、数百カ所歩き回りながらひたすらpingをしたりしていました。 個人的にはこれらの作業よりも、作業の合間に様々なエンジニアの方々と話が出来た事による知識の向上が大きかったと思います。 社会人エンジニアの何気ない雑談から得られる物が多い感じでした。

なお、技術や展示機器は年々進化しているので、最近はやる作業も変わっていると思います。 また、ローテーションによってやる作業も様々です。 一晩中朝まで生pingの場合もあるでしょうし、昼間にひたすらパッチ作業というのもあり得ます。 ベンダ持ち寄りのセキュリティ製品に対して「さあ〜、皆で攻撃してみよう大会!」というのが開催された事も過去にはありました。

STMのHotStage参加

Interopは、様々な通信機器メーカやサービス事業社(例えばルータメーカーやISP)が最新機器や未発売機器を持ち寄って相互接続させる展示会です。 個別の企業が機器を持ち寄るため、イベントが開催されないと相互接続性が確認出来ない場合もあります。 幕張メッセの展示会場で全てを設定していると間に合わないので、事前に全ての通信機器を集めて設定を行うHotStageというイベントがInterop開催前に行われます。

今まで、STMが参加するのはHotStage後の展示会場設営からでした。 HotStageは、各種機器メーカやサービス事業社の社員やイベント運営主体のみが参加していました。 STMは1週間だけの参加で、機器を事前に設定するHotStageへの参加が認められていませんでした。 HotStage中に参加企業の機密情報がやり取りされる事が多いため、公募のボランティアが入るのは難しかったなどの理由がありそうです。 今年は実験的に、宿泊費用を自己負担しても良いというSTMに限りHotStageへの参加もOKになったそうです。

ということで、HotStageも参加できる2週間参加の場合は宿泊費の自己負担が求められるそうなのでご注意下さい。

STMではありませんが今年も参加します

私は昨年に続き、ブロガーとしてプレス登録して参加しそうなので、STMとしては参加しませんが、インターネットの通信技術に触れてみたいという方には、STMはお勧めです。 まあ、まるまる1週間拘束されたりするので、相当なおもいきりが無いと難しいとは思いますが。。。

なお、募集人員は30名と非常に少なく、抽選に当たるかどうかは運次第という面もあるのでご注意下さい。

昨年のInterop関連

Geekなぺーじ : 2008/6/04 Interop Tokyo 2008

Geekなぺーじ : 2008/6/13 Interop Tokyo 2008にブロガーという立場で参加して思ったこと

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