炊飯器で作るおいしい鯛めし

2009/1/23-2
やっぱり、和食かな。―ラクに覚えて、ラクに作れる、和食のバッチリルール
やっぱり、和食かな。
―ラクに覚えて、ラクに作れる、
和食のバッチリルール

鯛のアラ(頭や骨)を使った鯛飯を作りました。 魚を煮る鍋と普通の炊飯器があれば簡単に作れます。 結構おいしくできるので、お勧めです。

以下、作り方です。

1. 米を洗う

炊きたい量の米を洗って水に浸しておきます。 十分水を吸い込んだところで、ザルにあげます。

洗い終わった米は炊飯器に入れておきます。

2. 鯛のアラを煮る

鯛のアラを煮ます。 鍋に水を入れて沸騰してから鯛のアラを入れます。 この煮汁で米を炊きます。 煮るときに水が蒸発したり灰汁を捨てたりするので、水量はご飯を炊けるだけの量より多いぐらいが良いです。

煮ていると、灰汁が出るので灰汁を取り除きましょう。 頑張ってやるのであれば、煮る前に鯛を熱湯でサッと洗ってしまいましょう。 鯛のアラを煮る前に熱湯で洗うと魚臭さが減って、すっきりした味になります。 灰汁の量も多少減ります。 しかし、私は面倒なのでそのまま煮てしまう事も多いです。

私がダシを取るために鯛を煮る時間は、いつも10分〜20分ぐらいです。 十分ダシが出たと思ったところで適当にやめてます。

最後に塩を多めに入れます。 入れ過ぎではないけど、潮汁として飲むにはちょっと塩辛いぐらいが良いと思います。 塩味が濃いぐらいが炊きあがりの米の味が良くなり、薄すぎるとちょっと物足りなさを感じます。

塩は、普通の食塩よりも粗塩を入れた方が味がおいしくなります。 岩塩などでもいいです。

3. 煮汁を炊飯器へ

洗った米が入っている炊飯器へ煮汁を入れます。 このとき、ザルなどを活用して不純物が炊飯器に入らないように気をつけましょう。 例えば、鯛の鱗が米の間に入り込むと食べるときに不快な思いができてしまいます。

入れる量は普通に米を炊く水量よりもちょっと多いぐらいが良いです。 規定量ぴったりでも、炊けます。

その後、炊飯器のスイッチを入れて炊けるのを待ちます。

4. 炊きあがったら鯛の肉をまぶす

炊きあがった米に鯛の身の部分をまぜます。 鯛の身はアラからほぐして取り出します。

頭や背骨の間の肉は結構あるので、頑張ってほじりましょう。 ほじるのが面倒であれば、身を入れないという手もあります。

豪華にするのであれば、アラだけではなく鯛の半身を最初から茹でてしまって、そこから身を取りましょう。 私は他人に出す時と自分だけで食べる時で、魚肉部分の分量を変えています。 他人に出す時は豪華にアラだけではなく、身も入れて煮汁を作ってしまっています。

結構お勧めですよ

これ、結構簡単においしく炊きあがるので、お勧めな料理です。 炊飯器も特に汚れたり痛んだりしないようです。 是非お試しください。

追記

塩は鯛のアラにふっておいて30分置いた方が良い。 汁に酒を入れた方が味が良くなる。などのご意見を頂きました。

また、鯛のアラ入手先がわからないとのご指摘もありました。 鯛のアラはスーパーなどの魚コーナーに置いてある事があります。 安い時は1匹分で100円で購入可能ですが、私の周りでは298円か398円での販売が多い気がします。

魚を一匹売りしていたり、刺身を店で生産しているようなところでは、店頭に置いてなくても店員に聞いてみると出てくることがあります。 個人商店の小さな魚屋では聞かないと出てこない事が多い気もします。

鯛以外でやる場合、鱸(スズキ)が良いかも知れません。 ヒラメは汁が緑色になって、魚臭くなり過ぎるような気がします。 カワハギのアラも良い感じにご飯が炊けそうですね。 アジやサバなどの青魚だとあまり良いダシが出ない気がします。

おまけ

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