WebタイプRSSリーダーとアクセス解析
Livedoor ReaderなどのWebタイプRSSリーダーは非常に人気があり、利用者も多くなっています。 このタイプのRSSリーダーはユーザにとって非常に便利ですが、サイト運営者にとっては読者がブラックボックス化するという欠点があります。 端的に言うと「どれだけ読まれているか良くわからない」という状況が発生します。
例えば、RSSをタイトルのみから全文に変更した後、私のサイトではPVが1日平均数千減りました。 それだけRSSリーダー経由で読む方が楽で、読みやすいという事だと思います。
どれだけ読まれているか把握する方法が全くなくなるわけではありません。 例えば、Livedoor Readerであれば、記事中の画像を取りに来たログを見ていけば何となくはわかります。 ブログの記事内に画像を入れたときと入れないときでは、ログに残る痕跡の量が全然違ってきます。 ただ、個人的にはRSSのCDATA内にアクセス解析用の1ピクセル画像を入れてまわるような事はあまりしたいとは思いません。
で、どうすれば面白いかなぁと妄想してみました。
WebタイプのRSSリーダーにとって「お客様」はRSS利用者です。 RSS提供者はある意味、「お客様」ではないのかも知れません。 その「お客様ではない方々」のために何かのサービスを提供するメリットというのはあまりないのかも知れないと思いました。
ならば、いっそのこと、各記事へのアクセス情報を公開してランキングでも作ってしまってはどうかと思いました。 そうすれば、アクセス情報全般がコンテンツになり、WebタイプRSSリーダー提供者にとっては新たな読者という「お客様」が発生するかも知れません。
例えば、Livedoor Readerで10分以内に読まれた記事ランキングとか、1時間以内とか、その時間の閾値をユーザが勝手にいじれるようにしたりすると楽しいのかも知れないと思いました。 さらに、Livedoor Clipと連動させた情報ページを作り上げても面白そうだと思いました。
まあ、「俺のサイトのPV晒すなボケ!」という人もいそうなので、サイト運営者の同意などが必要になったりして面倒という面もあるのかも知れないとは思いますが。。。
最近のエントリ
- ShowNet 2025のルーティングをざっくり紹介
- RoCEとUltra Ethernetの検証:ShowNet 2025
- ソフトルータ推進委員会のスタンプラリー
- 800G関連の楽しい雑談@Interop Tokyo 2025
- VXLAN Group Based Policyを利用したマネージメントセグメント
- ShowNet伝送2025
過去記事