恐るべし任天堂

2007/5/1

先日、電車で座っていると目の前に白髪の女性が乗車してきました。 この女性は「誰がどう見ても席を譲るだろうthreshold」を超えてはいない感じでした。 ただ、「席を譲った方が良いのではないかthreshold」に関しては非常に微妙でした。

「席を譲った方が良いのではないか?」「いや、席を譲る方が失礼ではないか?」「ご老人度スカウターがあってデジタルに席をゆずれば良いかどうか分かれば良いのに」などの葛藤がしばし続きました。 (しばし、と言っても東京大学物語の0.1秒のような感じかもしれません。そんなに頭の回転は速くないので3秒とかかもしれませんが。)

結局「どうぞ」と言って席を譲りました。 この時点で私の中で白髪女性に対しておばあちゃんフラグが立ちました。 おばあちゃんは礼儀正しくお礼の言葉を述べてから座っていました。

このおばあちゃん、席に座ってからしばらくしてすると、カバンから四角いものを取り出しました。 なんと Nintendo DS Liteです。 びっくり!

何をやるんだろうと思っていたら、テトリスをやりはじめていました。 このおばあちゃん、超絶上手なわけではなかったですが、下手でもありませんでした。 巧みに十字キーを操作しながらゲームを楽しんでいました。

「あぶない!違うだろ!」など密かに心の中で叫びながら思わず見てしまいました。 数年前まではこんなおばあちゃんが電車の中でテトリスをやるなんて想像もできませんでした。 任天堂恐るべし。。。。

なお、任天堂が凄いのか、それともこのおばあちゃんが凄いのかに関する議論は控えさせていただきます。 あらかじめご了承下さい。

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