日本国内にあるAdsense付き英語サイトは輸出産業かも
日本国内にある英語(もしくは日本語以外の言語)でAdsenseが貼り付けてあるサイトは情報の輸出を行っているのではないかと思いました。
日本語ではない言語で構成されたWebサイトにAdsenseを貼り付けると、多くの場合、日本以外の国の広告が掲載されます。 その広告がクリックされると、Googleからクリック報酬を受け取れますが、その報酬の元は外国の誰かが払っています。 ということは、Googleを経由して外貨を獲得しているということになります。
外貨を何故獲得できたかというと、情報を提供することにより集客を行い、広告クリックを誘発して報酬を受け取ったということになります。 情報を輸出し、その対価として報酬を受け取る情報輸出産業ではないかと思ったわけです。
逆に、日本語でサイトを作り、その中にAdsenseを貼り付けた場合を考えると、情報輸入になるのではないかと思いました。
実際にはどのようにお金が流れているのかがわからないので何とも言えませんが、Adsenseの報酬がドルで換算されている事を考えると、日本で集めた広告費は一度アメリカに渡り、そのうちの一部が報酬としてAdsense側に支払われているのではないかと予想してみました。 ということは、Adwordsで広告費を出す人が増えれば増えるほど、円は流出していく構造になっていると思われます。 WindowsやOracleなどを考えると、どっちみちソフトウェア産業は輸入過多だと思いますが、Adwords/Adsenseでさらにそれが加速するのかも知れないなぁと思いました。
最近のエントリ
- ShowNet 2025のルーティングをざっくり紹介
- RoCEとUltra Ethernetの検証:ShowNet 2025
- ソフトルータ推進委員会のスタンプラリー
- 800G関連の楽しい雑談@Interop Tokyo 2025
- VXLAN Group Based Policyを利用したマネージメントセグメント
- ShowNet伝送2025
過去記事