1.02Tbpsの対外線!400GbE相互接続も - Interop ShowNet 2022
今年のInterop ShowNetでは、幕張メッセとインターネットを繋ぐ対外線の合計帯域が初めて1Tbpsを超えました。 400Gbpsが2本、100Gbpsが2本、10Gbpsが2本で、合計1.02Tbpsです。
対外線として400Gbpsの回線が提供されたのは、今回が初です。 ShowNetで100Gbpsの対外線が初めて運用されたのは12年前の2010年でしたが(参考1、参考2)、その後、100Gbps回線は何度も使われています。 そしてついに、ShowNetで400Gbpsの回線が使われるようになりました。

400GbEといえば、今年4月にインターネットマルチフィード社が「アジア初の400ギガビットイーサネットを用いたIX相互接続実証実験に成功」という発表をしています。 今年のShowNet対外線400Gbpsのうち片方は、そのインターネットマルチフィード社のJPNAPと接続しています。
400G-ZR+相互接続実験
ShowNetでは、Juniper PTX10001とCisco NCS 57C3の間で400G-ZR+400G-ZR+の相互接続実験が行われていました(公式Facebookにある動画)。 しかも、今回は間に伝送装置も入っていました。
世界に先駆けて展示が行われることが多いShowNetですが、400Gbps技術が使われる事例は、今後増えていくのでしょうか?
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