ヨーロッパ、中東、中央アジア地域のIPv4アドレス在庫が枯渇
ヨーロッパ、中東、中央アジア地域のRIPE-NCCが、IPv4アドレス在庫の最後の/8ブロックからの割り振りを開始しました。
RIPE-NCCのリリース文に直接的に「枯渇」と書いていないようですが、最後の/8ブロックからの割り振りポリシーに突入したということで、RIR(Regional Internet Registry)におけるいわゆる「IPv4アドレス在庫が枯渇」の状態になりました。
これで、日本が属するアジア太平洋地域のAPNICに続いて、ヨーロッパ/中東/中央アジア地域のIPv4アドレス在庫が枯渇したことになります。 世界5つのRIRのうち、2つが枯渇状態になりましたが、残りの3つも2年以内に枯渇状態に陥るものと予想されています。
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