[特許] 注射器の代わりにクラゲを使う特許

2006/8/26

US20060159769特許によると、クラゲやその他刺胞動物の刺す器官を使って注射や刺青ができるそうです。 この特許はNanoCyteという会社が出しています。

クラゲには刺すための細胞(刺胞)があって、その細胞は何か物が触れると針を発射して毒を流し込むそうです。 クラゲは毒で獲物を仕留めて食べたりします。 US20060159769特許によると、70度の湯に刺胞を数分間つけておくことによって刺胞を殺さずに毒素を抜けるそうです。 その後、刺胞を薬品につけることによって任意の薬を刺胞に注入できるそうです。

この特殊薬品入り刺胞を肌につけて薬品を注入させることが可能だそうです。 刺胞に元々入っていた毒素は抜けているので、刺されても痛くないそうです。 この技術で皮膚病の治療や肌に模様を入れたりすることが出来ると特許では主張しています。

実用化されるかどうかはさておき、こういう研究している会社があるんですね。


皮膚に刺胞が刺さっている写真


刺胞が皮膚に刺さる図

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