締め切り直前のダッシュ力がプロジェクト途中で出ればいいのに
人は締め切り直前になると信じられないダッシュ力で納期に無理矢理あわせたりします。 例えば、卒業論文やレポートなどで提出日1週間前から一気にやって何とか凌いでしまう人がいます。 古くは小学校の自由研究までさかのぼります。 小学校の自由研究を学校開始日の前日に駆け込みでやった経験がある人は少なくないはずだと思います。 IT系開発現場ではこのような状況が定常化している会社もあります。 毎日残業に次ぐ残業、場合によってはサービス残業になってしまうかも知れません。
締め切り前のダッシュ力は想像を絶するものです。 あり得ないスピードで仕上げていきます。 何故、人はこのダッシュ力をもっと前から出せないのでしょうか? 出せば、締め切り前に焦る事は無いのに。。。と思ってしまいます。
でも、それが出来ないのが人間の悲しさかも知れません。 締め切り前じゃないと燃えないのかも知れません。 締め切りという精神的プレッシャーによって脳内の特殊な物質が分泌されないと、あのスパートは出来ないのかも知れません。 脳内で分泌される特殊物質はSyimekiriホルモンと呼ばれるものです。 これが分泌されると人間はFFで言うところのバーサクを唱えた状態になります。
締め切り前のパワーは想像を絶するものがありますが、欠点もあります。 まず、品質が低くなりがちです。 「まあ、いいや、間に合う事がまず必要」との方向性でやっているため、ad-hocさが目立ちます。 文章であれば、雑で深みの無いものが出来上がりがちです。 プログラムであればバグが大量にまぎれたものや、拡張性が著しく低いものが出来上がりがちです。
ということで、締め切り前に焦らないようなスケジュールでしっかり物事を進めましょう! (っていうか無理)
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