日本の「ネットメディア」の現状

   このエントリをはてなブックマークに登録    2011/9/7-1

最近のニュースサイトの傾向と対策」を読んでの感想を書こうと思ったのですが、その前に、まずは日本のネットの現状(ただし個人的観測範囲内)をまとめようと書いていたら長くなってしまったので、その部分を先に公開しちゃいます。

2ちゃんねるまとめサイトの影響力がとにかく凄い

まずは「日本のネットの現状(ただし個人的な観測範囲からの感想)」ですが、現在は「2ちゃんねるまとめサイト」と呼ばれるジャンルがかなり大きな影響力を持っています(ブログという形態をとっていますが、ここではあえて「2ちゃんまとめ」というジャンルに分類しています)。

2000年代中盤ぐらいには「ブログの影響力」という話題が増え、今でも「クチコミ」というとブログがある程度考慮されますが、今の2ちゃんねるまとめと比べるとかなり弱いと言わざるを得ません。

たとえば、アルファブロガーと呼ばれている人々でさえも、2ちゃんねるまとめブログと比べると全く影響力がないと思えるてしまいます(私はアルファブロガーアワードというコンテストで受賞した人を「アルファブロガー」と定義しています。私は受賞してませんし、恐らく今後もないのでアルファブロガーではありません)。 ニュースサイト的な形態ではなく、個人として活動しているアルファブロガーのPVは、基本的に数万〜百数十万ぐらいです。 百万PVを越える人は、日本ではそう多くはありません(「アキバBlog」さんは月間数千万PVあったと思います)。

一方、日本で最大のPVを誇ると思われる、2ちゃんねるまとめ最高峰のブログである「痛いニュース(ノ∀`)」さんは、月間1億PV、スマートフォンPVだけで1000万PVです。

ComScore社による調査では、LivedoorブログがFC2に続いて日本2位ですが、Livedoorブログのランキングを見ると、上位のほとんどが2ちゃんねるまとめサイトです。 このように、日本におけるネット上のアテンションは2ちゃんねるまとめサイトに集中しています。

他のオンラインメディアと比べてみる

私が昔から良く見ている日本国内でのIT系サイトといえば、japan.cnet.comとITmediaです。

japan.cnet.comの月間PVが1580万(2011年4月実績、参考。ただし、cnn.co.jpの1050万PV等 asahi interactive全体を足すともっといっぱい)、アイティメディアグループ全体(「Biz誠」などを含んで)で約8800万(2011年8月実績、参考。全体の合計しか媒体紹介資料に記載されてませんでした)と比べても、月間1億PVがいかに凄いのかがわかります。

次に気になるのが新聞社のWebサイトの月間PVです。 いくつか見てみましたが、発見は出来ませんでした。 唯一発見できたのがYOMIURI ONLINEで月間ユニークユーザ数が約700万(2011年7月)とあったので、PV換算だとこの数倍なのだろうと思います(参考)。 ただ、最近はYahoo!などでの再配信経由での読者が多そうなので、恐らく「元情報」としてどれだけの波及をしているかは別途考察が必要だと思います。

Alexaのランキングを見てみる

さらに、Alexaで日本国内で見られているサイトランキングを見ると以下のようになっています(ただし、Alexaのランキングには偏りがあります)。

新聞社やテレビ局が登場するのは、37位のYOMIURI ONLINEと、41位のasahi.com、49位のNHK、50位のスポーツニッポンという感じです。 Twitterで利用される短縮URLのt.coが33位というのが「Alexaに協力しているユーザの傾向なのかもなぁ」とも思えますが。。。

  • Yahoo!Japan
  • Google日本
  • FC2
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  • Google
  • アメーバブログ(ameblo.jp)
  • 楽天市場
  • ライブドア
  • Facebook
  • Wikipedia
  • Amazon.co.jp
  • goo
  • Twitter
  • ニコニコ動画
  • mixi
  • MSN
  • アメーバブログ(ameba.jp)
  • はてな
  • @nifty
  • Blogger.com
  • Seesaa
  • 2ちゃんねる
  • BIGLOBE
  • xvideos.com
  • カカクコム

ソーシャルメディア系のサイトが上位に多いのも最近の特徴だと思います。

このような状況になったのは、ここ数年のことですが、これが現在の大まかな状況です(ただし私の個人的観測範囲)。

これに関しての考察は別途

長くなってしまっているので、考察は別途書く予定です。

追記

続きを書きました。「ネットにおける情報発信の傾向と今後の予想」。

追記2

Yahoo!ニュースで紹介して頂いているようなので、関連しそうな過去記事をいくつか列挙してみました。

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