「著作権侵害サイト遮断 政府が導入検討、海外経由に対応」に関して

日本経済新聞に、以下のような記事が掲載されています。

政府はインターネット上に氾濫する著作権侵害サイトへの接続を強制的に遮断できる仕組みを検討する。内閣官房の知的財産戦略本部(本部長・安倍晋三首相)に今夏にも有識者会議を新設。通信事業者や大学の専門家と連携して2016年3月にも決める。取り締まりが難しい海外サーバーを使った侵害サイトに対応できるようにする。

2010年頃の議論を振り返る

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SAMURAIによるTier 1 Scrubbing Center【INTEROP Tokyo 2015】

ShowNet2015で行われているSAMURAIによるDDoS攻撃ミティゲーション(Mitigation/軽減)が面白かったです。 SAMURAIがShowNet2015で行っているDDoS攻撃ミティゲーションは、以下の2種類あります。

  • Tier 1 Scrubbing Center
  • オンサイトDDoS攻撃ミティゲーション

ShowNet2015で行われているTier 1 Scrubbing Centerデモ

ShowNet2015で行われているTier 1 Scrubbing Centerデモ

この記事では、主にTier 1 Scrubbing Centerの紹介をします。

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ネットワークセキュリティ山盛り。INTEROP ShowNet 2015のみどころ

INTEROP Tokyo 2015におけるShowNetは「Ultimate Balance」というテーマで構築されています。公式サイトには、以下のように書かれています。

簡潔性、柔軟性、高信頼性のバランスが奏でる次のインターネットのカタチ

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HTTP/2がRFCに

IETF HTTP Working GroupのChairであるMark Nottingham氏が、ブログで「HTTP/2 is Done」というタイトルで、HTTP/2がRFCとして公開されると述べています(番号はまだ発表されていません)。

HTTP/2は、GoogleのMike Belshe氏とRoberto Peon氏がSPDYのプロポーザルをIETFで提案したことから開始しています。IETFのhttpbis Working GroupにSPDY Protocolが提案されたのが2012年2月(draft-mbelshe-httpbis-spdy-00)なので、それから約3年です。

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社長自らが考えたビットアイル第5データセンター

ビットアイルが文京区に建てた新しいデータセンター(第5データセンター)の記者発表会に参加してきました。 第5データセンターは、住宅地に隣接しているので騒音対策が求められるなど、建物等に対する各種制約が存在しますが、そういった制約のなかで最大限のエネルギー効率と経済効率性を目指した設計なのだろうと思えました。

社長のアイデア


株式会社ビットアイル 社長 寺田氏

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他人のiPadでApp Storeをクリックした少年

この前、4月から小学生になる知人の息子が近くで遊んでました。親が近くにいないときに、次のような会話が行われました。

  • 少年「暇だから遊ぶものが欲しい。マインクラフトをやりたい。」
  • 私「残念ながら、いまここにマインクラフトは無い。」
  • 少年「iPadを持っているならマインクラフトをいますぐ買って欲しい。」
  • 私「このiPadは仕事で使っているものだからダメ。」
  • 少年「このボタンを押せばゲームを使えるようになるよ!(横からApp Storeをクリック)」
  • 私「ちょっと待って。やめなさい。」
  • 少年「ねぇ、ゲームをやらせてよーーー」

知人の子供がこのようなことを言ったうえで、ひとの持っているタブレットをいきなり操作し始めたのを見て、最初は「この子の親って。。。」という感想を持ちました。単に、その少年が信じられないぐらい図々しいだけだと思ったのです。

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切断された北朝鮮インターネットの規模

Dyn Research(旧renesys)が、約9時間半にわたり北朝鮮がインターネットから切断され続ける状態が続いていたというブログ記事を公開しています。

同記事では、実際にどのような理由でインターネットの接続性が不安定になったのかは不明であるとしています。

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AkamaiがGoogle Public DNSに対応

Google Webmaster Central Blogで、AkamaiがGoogle Public DNSに対応したことが公表されています。この対応が行われるまでは、Google Public DNSを利用することによって、大手Webサイトの表示やiOSのダウンロード速度が低下しがちだったのが、これによって改善するかも知れません。

Google Public DNSがサービスを開始したのは2009年です。スノーデン事件の影響で利用者数が減った地域もあったという調査結果も2013年にあったものの(参考)、Google Public DNSユーザが世界中で非常に多いようです。たとえば、先月公開されたAPNICのブログでは、全世界で約10%のユーザがGoogle Public DNSを利用している可能性を示唆しています。

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AS番号申請のマルチホーム要件撤廃案

これまで、BGPの運用を開始することは、すなわちマルチホーム化であるという暗黙の前提がありました。そのことは、AS番号(ASN)を申請する際の条件にもあらわれています。

技術的な視点でみたとき、BGPそのものはマルチホームでの運用が必須ではありません。しかし、BGPを利用してインターネットの一部になるためにはAS番号の割り当てを受けるには、最低2つのASとのBGP接続ができることを申請時に示す必要があります。

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iOS 8配信におけるApple独自CDN活用範囲

先月、iOS 8の配信を行うためにApple独自CDNが活用されました(参考)。ただし、iOS 8の配信全てがApple独自CDNのみで行われたわけではありません。

インターネットの構造に関する調査研究をされているNTTコミュニケーションズ 技術開発部 亀井聡氏に当時の計測結果を伺いました。

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尋常性白斑が少しだけ治りかけてる

2008年に、自分が尋常性白斑という病気にかかっていることに気がついたのですが(参考)、先月ぐらいから手の甲にある白斑が徐々に回復しつつあることに気がつきました。

最初は、白い部分の中に色素が存在する小さな点が2つできていたのですが、徐々に点の面積が増えて行き白い部分が減っています。同時に、色素が抜けた部分と抜けていない部分の境界線部分も外側から内側に向けて色素が復活しつつあります。

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米国のイノベーションと軍事予算 - シリコンバレー誕生秘話

昨日、ノーベル物理学賞を受賞した中村修二教授の記者会見記事が公開されていました。

その記事には、以下のように、軍の予算を獲得するために必要だったので米国籍を取得したとあります。

--米国籍を取得した理由は。

「こちらの大学で研究する上では、米国籍がないと軍の予算がもらえないし、軍に関係する研究もできない。それで市民権を取得した」

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IT系の編集者・雑誌・記者・ライターが激減している

IT系の編集者・雑誌・記者・ライターが減っている

アスキー系の技術書が今後は出版されなくなる、もしくは、刊行点数が激減しそうです。以下のブログ記事で、9月末をもって株式会社KADOKAWAがアスキー系の書籍編集部をいくつか廃止・解散していたことが述べられています。

株式会社KADOKAWAは、9月末をもってアスキーブランドの書籍を作っていたいくつかの編集部を廃止・解散しました。これに伴い、私(鈴木嘉平)が編集長を務めていたハイエンド書籍編集部も解散しました。この件について、株式会社KADOKAWAからは特にアナウンスなどは行わないということです。
誤解しないでいただきたいのですが、これはアスキーの本がなくなるということではありません。週刊アスキーもASCII.jpも存続していますし、これからもアスキーの雑誌・書籍は発売されます。また、9月までに刊行された本は今後も継続して販売されます。
ただ、これまでよりも刊行点数は少なくなるでしょうし、私が作ってきたような技術書が出版されるかどうかはわかりません。少なくとも、ハイエンド書籍編集部から10月以降に刊行するはずだった企画はすべて中止になっています。

つい最近、私も同社から新書を出版しているのですが、私が関わっているのはアスキー系の部署ではないので、現時点では私に直接は関係がない話です。しかし、これまでアスキーの本を買ったり読んだりしてきた一読者として寂しい気持ちになりました。

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「iOS 8」を運んだAppleの独自CDN

今年7月に入ってから、Appleが独自CDN(Content Distribution Network)の運用を開始しています(参考)。今回公開されたiOS8も、Apple独自CDNによる大規模配信が行われました。

これまでは、Appleは、他社が提供するCDNのサービスを購入することでOSアップデートなどの大規模配信を行っていましたが、その方針を大きく転換した形です。インターネットの「超巨人(Hyper Giants)」として語られることが多いGoogleやAmazonなどと違って、巨人でありつつも自社で世界的な配信網をそこまで強烈な整備をするわけではなかったAppleがついに超巨人になる方向性を示したとも言えそうです。

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IPv6例示アドレスがわかりにく過ぎる件について

現時点におけるIPv6がIPv4よりも明らかに劣る部分があります。ドキュメンテーションなどで利用するための例示用IPv6アドレスが「2001:db8::/32」しか存在しない点です。

2001:db8::/32の空間は膨大ですが、全ての例で前半が同じになってしまうので、恐ろしくわかりにくいです。一方で、IPv4の例示用IPアドレスは、TEST-NET-1から3までの3種類が存在します。例示アドレスを正しく使って文章を書くとき、IPv4の方がIPv6よりも明らかに例示が分かり易くなるのです。

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地雷警報としての「一度お会いしてお話をうかがいたい」

ビジネスを前提としつつ「一度お会いしてお話をうかがいたい」という話は、比較的どこにでもあります。フリーランスだと特にそういったことがありがちではないでしょうか。

私もフリーランスになって7年目になるのですが、そういったお話を頂くことが多いです。しかし、いくつかそういった話を経験すると、それがどのように表現されるかで相手が地雷であるかどうかを推測するようになりました。「一度お会いして話をうかがいたい」といって呼び出しておいて、散々ノウハウ情報を引き出そうとしたあげくに「ありがとうございました。さようなら」とか、「次に面白い人を紹介してください」と言う人があまりに多いのです。

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Webデザイン外注に関して

「新人達のスキルアップにもいいだろうとチーム機能が導入されたランサーズを会社でも使って見ることにしました。」ということで、ランサーズを使ったら地雷クライアントに当たってしまったという話が話題です。

提案側だけの視点なので偏りがあるかも知れませんが、記事中に以下のようにやり取りの経緯が書かれています。

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8月12日に発生した512K問題と、これから発生する512K問題

8月12日に512K問題が原因と思われる障害が発生しました。しかし、8月12日に発生したのは一時的な障害であり、本番はこれからかも知れません。

512K問題は、BGPで扱う経路数が512K個を超えたときに発生するものですが、恐らく現段階では、まだBGPフルルートが512Kを定常的に超えているわけではありません。

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BGPルータの512K問題について

インターネットでの通信障害を発生させた「BGPルータの512K問題」が一部界隈で話題です。今回は、それがどういった問題で、それが発生する背景がどのようなものであるかを紹介します。

インターネットの仕組みとBGP

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『アカマイ 知られざるインターネットの巨人』を書きました

『アカマイ 知られざるインターネットの巨人』という本を書きました。「角川EpuB選書」というシリーズからの出版です。これまで、私は技術者向けの本ばかりを書いてきましたが、今回は初の一般向け書籍です。「TCP/IP」といった単語を聞いたことも無い人に対して説明する気持ちで書くというリクエストだったので、それを目指しました(IT系技術者の方々にとっては物足りないかも知れません)。

目指はしたのですが、、、アカマイの説明をするのであればインターネットそのものの構造や商習慣、IP、TCP、BGP、DNSなどの紹介を避けられないため、一般向けといいつつも技術書っぽくなってしまっています。

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あきみち

アカマイ 知られざるインターネットの巨人

インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界
「インターネットのカタチ - もろさが織り成す粘り強い世界 -」関連資料

マスタリングTCP/IP OpenFlow編
「マスタリングTCP/IP OpenFlow編」関連資料

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