D論やるなら
とある優秀な博士課程学生が博士を取得したという非常にめでたい話題から、過去に博士を取得した数人でD論に関して雑談になりました。 そこで出た「D論やるなら」系の話です。 真面目な話というよりも与太話なのでご注意下さい。
- 面白いことは博士を出てから
- 本当に深い研究ができるのは博士を出てからの方が多い
- D論テーマとしては数値で結果がわかる研究がやりやすい。そうじゃないものは論文を書きにくい。
- 博士課程では論文を書けることをやった方が苦労しない。規定の本数論文を通すので苦労する
- 複数の分野をまたがるものはやりやすい。色々なところに論文を出せる。新規性の「役」がつきやすい
- 自分に合ったジャーナルを探すことが大事
- 新規性は主観的なものである場合もあるから主張はできるし、主張したもん勝ち
- 分野をまたがると「この業界ではこんな普通のことが斬新だったのかぁ!」という発見がある
- 最終的なD論スピード感は大事。3年以上かかるとテーマに新規性がなくなってくるので時間がかかるほど難易度は上昇する場合がある。
- 自分だけでできることをした方が楽。人と組んで博士課程の研究をするのは難しい
- 研究とは自分で特定の範囲を決定したうえでそれに向かって突き進む行為だ
- 自分で自分のスケジュールを管理できないとツライ
- 研究の前提を絞れないとツライ。自分の戦場は常に把握可能な大きさにしたほうが良い。最終審査で全方位攻撃されると終われる
- 最終審査を申請するときの雰囲気は大事
博士課程に行くには結構覚悟が必要だと個人的には思ってます。
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