[JobBuzz] GOGAさんに行ってきました

   このエントリをはてなブックマークに登録    2007/12/5

ドリコムジョブボードのJobBuzz でご紹介を頂いた株式会社ゴーガ(GOGA)に行って来ました。

総括すると、GOGAさんのポイントとしてはチャレンジとライフスタイルだと思いました。 中でも「ライフスタイル」という単語は会話の中で非常に多く出てきていました。 エンジニアのライフスタイルを大事にするために、仕事のやり方に対してはかなり柔軟に対応をされている印象を受けました。

就労時間

GOGAさんの小山文彦社長曰く 「できれば楽しく働きたい。 社会が原因の場合には弊社としては如何ともしがたいが、会社が縛っている部分に関しては何とかしたいなと。 社員のライフスタイルは大事にしたい」。

社員の残業時間を聞くと「ほぼゼロ」で、 仕事は10時〜18時に集中しているそうです。 しかも、家に仕事を持ち帰っているわけではないそうです。 家に仕事を持ち帰ることも可能であるそうですが、その場合はセキュリティなどをガチガチに固めて色々やってからサーバに入れるようにする必要があるとのことでした。

この話をしているときにドリコムジェネレーティッドメディア社の方から「泊まり込みで作業することなどは無いんですか!?」「ええええ!?」という質問が出たのが非常に印象的でした。


社内風景

SOHO

さらに凄かったのが、5名の社員のうちの1名は東京ではなく諏訪に在住していることです。 諏訪からリモートで作業を行っていてSOHO状態で勤務されているそうです。 「それは管理するのが難しそうだ」という考えが一瞬頭をよぎりましたが、その諏訪から作業をしている社員の方が取り組んでいる「doodle」がマッシュアップアワードで優秀賞を受賞しており、会社に貢献されているそうです。


トロフィーを持った小山社長

社長曰く「社員を信じているため、お尻を叩くような事はしていない」そうです。 また、「全員にブログを書くことを推奨しており、それを読んでいれば、それぞれのメンバーが何をしているかがだいたい把握できる」ので、十分にやっていけるとのことでした。

また、諏訪に在住の方がいることもあり、社員の皆様で諏訪での合宿も行っているようです。 希望者の方はハーフマラソンにも参加したみたいです。 マラソン後のブレストは、テンションも上がり非常に活発だったとのことでした。

○%ルール

GOGA社は設立二年目で、まだ枠組みを作っているところなので、色々と試行錯誤をしながらシステムを作っているところだそうです。 給与に対する考え方も、面白かったです。 社員の自由度が高いと評判のGoogle社には20%ルールという有名な方式がありますが、GOGA社でも似たような事をしています。 ただし、GOGA社では20%の部分を各社員が自由に決めれて、10%の人もいれば50%の人もいるのだとか。

GOGA社では、受託によるコンサル/データマイニング/Web制作の仕事とともに、Web2.0的マッシュアップサイトへの挑戦なども行っているそうです。 そして、給与の額は各自の「成果」で決定されるそうです。

「成果」を決める大きな要素の一つは「売り上げ」だそうです。 例えば、受注による仕事には確実な収入があるので、それを多くこなす仕事を選択すれば給与が高くなる傾向にあります。 逆に、色々な新しい挑戦をやっていきたい場合には、受注を多くこなすよりも給与は下がる傾向にあります。 しかし、その挑戦が後に大きな収入をもたらすようになったら、その人の収入は多くなります。

このようなシステムであるため、社長よりも収入が多い社員もいるそうです。

このようなシステムを維持し、各社員が自分で仕事を選んで割り振れるようにみんなで日々努力しているそうです。

なお、社長曰く 「受託で個別のお客様に提供するものでも非常に楽しい。」とのことでした。

「例えば、フリーで出しているWebアプリは、本当にそのニーズが社会にあるのかどうかはっきりと分からない。 つまり、せっかく作ってもユーザが利用してくれるかどうか分からないという不安があります。 しかし、受託の仕事では、そこに確実に「問題点」があり、ニーズがあるのが分かっているため、それを解決する喜びがあります」とのことでした。

また、ヒントはマーケットにあるので受注をしていないと感覚が鈍る場合があるので、実験的サイトで収益を上げられるようになっても受託は続けたいそうです。

しかし、受託と実験的サービス作りには向き不向きがあり、 例えば、サービスに没頭して作り続けてくれる人などは、実験的なサイト作りに向いているのではないかとのことでした。 GOGA社は以下のサービスを運営しているそうです。

実験的なサイトの開発期間は1〜2ヶ月と短い物が多いようです。 作っては公開し、試してみては、作り直しというのを繰り返す事が多いため、 細かい事は気にせずにとりあえずガンガン作ってみるような脊髄系プログラマを歓迎しているそうです。

なお、GOGA社のシステムは、各社員が自分で考えて自由にやれるようにすることを目標としているシステムであるため、考えを常に上司に委ねるような人よりも、自分で考えて行動ができる人の方が社風に合っているとの事でした。

個人の課外活動

GOGA社には専属の営業マンはいないそうです。 社員各自が得意な分野で色々と動いているうちに、仕事をとってきているのが現状であるそうです。 社長曰く「色々なものに参加したり、積極的に動いていると、何かしら人とのつながりができて来るので、自然と仕事が見えてくる。」という考えがあるそうです。

そのため、GOGA社では個人の活動を奨励しているそうです。 例えば、ドリコムさん主催の 「Drecom Award on Rails 2007」 の合宿に参加したり、開発系カンファレンスへ参加したり、コンテストに参加すること等を推奨しているそうです。 また、学会での活動も推奨しており、論文書いたりもOK!だそうです。 実際、GOGA社には数学の博士号を持つ社員がおり、日本マーケティングサイエンス学会、日本シミュレーション学会などで活躍されているそうです。

このように、個人の活動が会社の付加価値へとつながるため、社員のみなさんには可能な限り個人名で活動を行って欲しいそうです。 そのため、ブログも推奨しているとのことでした。 なお、表に出るといっても、表に出たくない人はすぐに出なくても良いそうです。 小山社長も 「俺は凄い仕事ができる、でも名前は出したくない」と言われれば納得するかも知れないとのことでした。 要は本人がどういう意志で行動しているかによるそうです。

募集要項

今回はWEB系のエンジニアを募集しており、 PHPを扱えるエンジニアの方を募集中だそうです。 ただ、rubyも使っていて、railsで作ってもいいそうです。 また、JavaScriptの仕事も多いそうです。 結局はその人が一番やりやすいのでやってもらえばいいそうです。 ちなみに、C言語、C++もPerl等も利用しているそうです。

将来的には、社会のインフラとなるような、誰もが使わずにはいられないサイトの構築を目指していくそうです。

給与に関しては前職の給与などを考慮しながら応相談だそうです。 募集を他の媒体に出すときに20〜60万と書くこともあるそうですが、天井は設けたくないのと入社してからどのような仕事をするのかで大きく変わるので「応相談」だそうです。

JobBuzzとは

JobBuzz とは、ドリコムジェネレーティッドメディアさんの ジョブボード企画でブログで求人紹介を書く仲介サービスです。 数ヶ月前にジョブボードをこのサイトに設置してみましたが、設置してしばらく経ってからjobboard開発者のmatakeさんから JobBuzzへの参加オファーを頂きました。 オファーを頂く数日前にmatakeさんのブログを読んでいたので、非常にタイムリーでした。

その後、JobBuzzで取材させて頂く会社をご紹介頂き、今回が第一回の記事になります。 なお、今回の記事を書くにあたり報酬を頂いております。

最後に

今回、お邪魔させていただいたGOGAさんの社長は非常に気さくで熱意のある方でした。 お話も非常に面白く、楽しいひと時を過ごさせて頂きました。 また、会話中にドリコムさんがまだ10人ぐらいの会社だった頃の話をドリコムジェネレーティッドメディアで働いているドリコム出身の方から、聞けて非常に面白かったです。

数年後に「GOGA社の社員が5人の時に行った事あるぜ」と自慢できるような状態になってもらえたら非常に嬉しいと心から思える気さくな社長さんでした。 皆様、どうもありがとうございました。

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