イノベーションは誰でも起こせる

2009/5/22-1

未来のいつか/hyoshiokの日記:イノベーションはどっかで起こっている(東京で)」という記事がありました。 その記事の中で、以下のように述べられています。

イノベーションは自社内で起こっているのではなく、どっかよそで起こっているというパラダイムが始まったのである。かつてはすべて自社内だった。それが選択と集中により、各レイヤーのゴリラプレイヤーになり、最後にオープンソースにより、イノベーションが外側の世界で起こっているというパラダイムになった。

「イノベーションが外側の世界で起こっている」とありますが、確かにそうだと思います。 個人的には「イノベーション」というのは、特定のコミュニティや社会を変えてしまうような革新的な何かだと考えています。 そして、イノベーションには「絶対的な技術力」よりも「相対的な斬新さ」が求められるとも考えています。

言い換えると、「技術的に凄くなくてもイノベーションはきっと起こせる」というのが私の考えです。 例えば、非IT業界にIT業界的な常識を持ち込んで、そのコミュニティ内の多くの人々が新しい事に目覚めれば、「イノベーションを起こした」と言えるのではないでしょうか? そう考えると、イノベーションは昔からいつでも外側から来る事が多いのかも知れません。 外国では当たり前でも、国内では革命的な何かが入ってくる事で社会全体が変わって行くのも、きっとイノベーションだろうと思います。

きっと誰でもイノベーションを起こせる

私は「イノベーション」という単語に関して、このような考え方を持っているため「イノベーションって以外と誰でも起こせるのではないか?」とも考えています。 異文化コミュニケーションにこそ「イノベーションの種」は埋まっているのではないでしょうか?

「私が出来るのはみんなが当たり前のように出来る事だしぃ」という考え方はありますが、でも、その「みんな」って特定のコミュニティ内の「みんな」であって、他のコミュニティに行くと全く当たり前とは言えない技術だったりしませんか? 知らず知らずのうちに、自分のコミュニティ内の価値観で革新的な凄い発明をすることだけを「イノベーション」だと思ってませんか?

ブログの運用方法を知っているとか、Webサーバを運用できるとか、Twitterで知らない人とコミュニケーションをとったことがあるという話であっても、非IT系の世界では十分イノベーティブだと予想しています。

自分がメインで所属している業界の中でイノベーションを起こすには、外から何かの発想を持って来て「全く新しい視点」で何かを実現するので「相対的に凄い」という状況が起こせるのではないでしょうか? 同様に、自分が外からどこかに入って行く場合は、その業界の中での相対的な違いになります。

ということで、ITで楽しんでいる皆様は、ちょっと違ったジャンルに足を伸ばしてみましょうよ。 きっと新しい発見がいっぱいあると思います。 ただ、最初のうちはちょっとがっかりする事も多いかも知れませんが、時間をかけて徐々に特定の業界をイノベートすると楽しいのではないでしょうか?

ということで「東京で」という感じで場所を限定せずに、異文化コミュニケーションをする特定の「人物」を中心としたイノベーションを提案したいと思います。

でも、問題は、、、

でも、大きな問題としては「イノベーションを実現しても自分の周りは理解してくれない」という問題はあるかも知れません。

例えば、自分がIT業界をメインで考えていて、全然違う非IT系の業界にイノベーションを起こしたとしましょう。 自分が実現した非IT業界でのイノベーションの話をしても、きっとIT業界の知人は関心してくれません。 「ふーん。それって何が新しいの?」という感じでしょうか。

そして、非IT業界の方々にIT業界の最新のネタを熱弁しても、きっと「ふーん。難しい話だね。」という感じで全く理解してもらえません。

恐らく、理解されるのはイノベーションが、そのコミュニティ内である程度浸透してから「あの時のあの人は凄かった」と後から言われるか、もしくは、そもそも存在を誰も知らないまま終わるかなのかも知れません。

異端であることがイノベーションの種であるとすれば、多少の寂しさというのはあるのかも知れないと思う今日この頃です。

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2008年4月6日記事 : イノベーションに関する勘違い

2008年10月29日記事 : キャプテン効果

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