ShowNetサンドボックス展示など [INTEROP Tokyo 2014]
今年のShowNetで行われていたセキュリティアプライアンスのデモは、例年と比べて「擬似的に攻撃する」という部分が色濃かったように思えます。
INTEROPのトポロジ図アイコンがフリー素材として公開されています
美し過ぎるネットワークトポロジ図が一部界隈で有名なINTEROP Tokyoですが、今年のネットワークトポロジ図で利用されたアイコンがPowerPointのフリー素材として公開されています。
インタークラウド連携デモ [INTEROP Tokyo 2014]
INTEROP Tokyo 2014のShowNetで行われていたインタークラウド連携デモは、複数のクラウドを利用してWebサイトのロードバランシングとDR(Disaster Recovery)用の冗長性確保を行うというものです。 VXLANを活用することで、個々のクラウド事業者の内部ネットワークに依存せずに相互接続が実現されていました。
1ラック736サーバ収容可能な高集積システム [INTEROP Tokyo 2014]
最大736サーバを収容可能なラックがNECブースで展示されていました。 最大16シャーシを収容可能ですが、各シャーシは引き出しのように出てくる構造です。 シャーシ内の各モジュールはホットスワップ可能とのことでした。
MozBus [INTEROP Tokyo 2014]
MozBusがINTEROP Tokyo 2014会場で展示されていました。
水没可能イーサネットスイッチ - Cisco IE 2000 IP67
水没可能なイーサネットスイッチ、Cisco Industrial Ethernet 2000 IP67のデモが行われていました。 Cisco IE 2000の防水モデルであるCisco IE 2000 IP67は、今年の4月に発売開始したものです。
LCコネクタのマルチモードファイバで40Gを使えるQSFP 40G BiDi
Ciscoブースに、通常のLCコネクタの2芯(TXとRX)マルチモードケーブルで40Gを使えるQSFP 40G BiDiが展示されていました。
SoftLayerで動くVyatta 5600
Brocadeブースで、Vyatta 5600をSoftLayerで動かしつつ10Gbpsのワイヤーレートが出せるというデモが展示されています。 同社曰く、「仮想ルータで10Gワイヤーレートは業界初」だそうです。
100Gを通せる多芯マルチモードファイバ
24芯のMPO(Multifiber Push On)コネクタのマルチモードファイバです。 1本のファイバに複数のコアがあるわけではなく、24本のファイバが束ねてあります。 100GBASE-SR10です。
SFP型タップ/EtherOAMデバイス
ルータやスイッチからは通常のSFP(Small Form-Factor Pluggable)として認識されつつも、タッピングやEtherOAMが出来る製品が展示されていました。
PIX-IE [INTEROP Tokyo 2014]
マルチホームを行いつつ、フルルートを受け取るための強力なBGPルータを運用するのが、これまでの教科書的なAS運用でした。
ShowNetの2つのAS [INTEROP Tokyo 2014]
INTEROP Tokyo 2014のShowNetは、AS 290とAS 131154の二つで運用されています。 昨年は、AS 131154という4オクテットASのみで運用されていましたが、今年は異なる設計思想の二つのASが運用されています。 今年のネットワーク図に稲妻のようなものが走っていますが、これは設計思想が異なる二つのASを示したものです。
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