警察によるFacebook利用
米国でFacebookが犯罪捜査などに利用されている事例が紹介されています。 テキサス州コンロー(Conroe)警察署がFacebookを利用開始から2ヶ月の成果として、目撃情報などが数多く寄せられ、実際に容疑者逮捕に結びついた事例もあるようです。
「abc13.com: Facebook friends helping Conroe police catch crooks」
コンロー警察は、Facebook上に監視カメラに映った犯行時の映像や写真を掲載して情報提供を呼びかけるだけではなく、犯罪発生地域を地図上に可視化するなどして「今、街で何が起きているか」を解りやすく伝えているそうです。
この記事を見て、ソーシャルメディアを通じた情報提供の呼びかけは、うまくやれば思わぬ成果が出そうなのかもなぁと思いました。
Facebookじゃなきゃいけないの?
個人的には、これが一般的なWebではなくFacebookでなければならない点というのは技術的な側面では少ない気がしています。 簡単に情報を掲載可能なCMS(Contents Management System)として便利だったり、Facebookでやることによって話題になりやすかったり、Facebookだと人々が気軽に情報提供してくれるといった雰囲気などの側面が強そうです。
ただ、実は、そういった雰囲気というか「オンラインでのノリ」という点を考慮して何かをするということのインパクトや効果を実感することが増えているので、「本来だったら別にソーシャルメディア使わなくてもいいけど、あえて使う」ということが解っていてやっているのであれば効果があるんだろうなぁと思う今日この頃です。
(via slashdot)
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