子供と携帯電話と「有害情報」

2008/1/21

子供を「有害情報」から守るための携帯電話フィルタリングについての話題を眼にすることが徐々に増えてきました。 「是非やるべきだ」という意見がある一方で、「有害って誰が判断するんだ?」というような意見も出ていました。

色々読んでいたら、このテーマでちょっと考えてみたくなったので、子供とインターネットという題材で色々と考えてみました。 似たような製品やサービスが既に存在しているかどうかや、特許検索などは行っていないので、今更な事を書いている可能性も高いです。 素人考えな部分も多いと思いますが、そこらへんはご容赦頂ければ幸いです。

フィルタリングもいいけど、ログも欲しいかも

私が純粋無垢な少年であった頃には(今でも純粋無垢ですが。。)、携帯電話は一般的なものではありませんでした。 「電話」と言えば固定電話でした。

例えば、誰かをデートに誘うときには相手の家に電話をかけて、電話に出た人に対して「○○さんはいらっしゃいますか?」と言って代わってもらうというステップが発生することが多かったと思います。 デートに限らず、友人と遊びに行く約束をする場合でも同様です。 このステップが存在するため、親は子供の交友関係を多少把握できていたと思います。

しかし、子供が携帯電話を持つようになると、いつどのような相手と会話をしているのかが把握しづらくなると思われます。 通話明細を見れば細かくわかりますが、月に一度などの頻度では子供の交友関係を肌で感じることは難しいと思われますし、全てが事後になるので対応が遅れる可能性があります。

ネットワーク上で機器やサービスを運用するときと同じような感じで、子供の通話や携帯経由でやりとりされる情報のログを見られるようにするだけで、随分と状況が変わると思います。 不自然はやり取りが増えたり、見た事がない相手との会話(やり取り)が増えたらアラートを上げるなどの手法でも良いのかも知れません。 最初から全てを禁止するよりは、何かヤバイ事に興味を持ち始めた段階でアラートが上がって対処を出来るシステムの方がスケールするような気がしています。

これをやるには、携帯電話本体とは別の機器として、履歴情報だけを見られる家電機器があると便利なのかも知れません。 この機器に必要な機能としては、パスワードによる閲覧の保護、手動フィルタリングの発動/解除、通話上限時間の変更などが挙げられるかも知れません。 これは、携帯電話だけでなく、家のPCにインストールされるインターネット用ソフトとしてもアリなのかも知れません。

あまりこれをやり過ぎると「子供を管理し過ぎてしまう」状態になったりするので賛否両論はありそうだとは思いますが。。。

ホワイトリスト、ブラックリスト

現状のフィルタリングの議論の多くは、ブラックリストベースで行われているような気がします。 ブラックリストはリストとして効果はありますが、そのリストの管理が非常に難しくなります。 ブラックリスト方式は、新規サイトに対しては効果がありません。

そうなってくると、ホワイトリストベースのフィルタリングも欲しい人が出てくると思われます。 ホワイトリストベースのフィルタリングは、ブラックリストと比較すると「失敗」が少なくなります。 しかし、見られるサイトの数は劇的に減少してしまうため、「面白み」が激減してしまいます。

しかし、日本で行われる議論の多くは「より完璧でなければならない」というものが多いため、議論を重ねていくとブラックリスト方式からホワイトリスト方式にシフトしていくのではないかと勝手に妄想しています。 (根拠はありませんが。。。)

「子供OK認証」?

今回は、勝手に「ホワイトリストをどのように携帯電話で実現するのだろうか?」というのを考えてみました。

ホワイトリスト式にするには、誰かが「このサイトはOK」という「お墨付き」を与えなくてはなりません。 その「お墨付き」をやるぞ!と言い出す団体が登場しだすのではないかと勝手に考えました。

「お墨付き」を与える団体は、恐らく申し込みベースで判断をしていくのではないかと予想しました。 ベリサイン(VeriSign)などがSSLサーバ証明書を出して管理しているような感じに似た構造になるのかも知れません。

そのような環境では、携帯電話やインターネット閲覧ソフトは「子供OK証明書」が確認できたサイトしか閲覧できないようにするという方式でホワイトリストを実現するのではないかと勝手に予想してみました。 そして、そのような証明書を発行する団体として「○○公団」のようなものが設立されて。。。以下略。

最後に

以上、子供と情報とフィルタリングについて考えてみました。 ここで書いている事は全て妄想であり、何の根拠や裏づけもない文章なのでご注意下さい。

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