ピラニアより恐れられている魚
南米ではピラニアより恐れられている魚がいるそうです。 カンディルという小型ナマズです。
カンディルはアマゾンに棲むナマズで、生きている生物の肉をむさぼります。 血を吸うタイプもいます。 種類によっては、傷口や穴からもぐりこみ中を食い破ります。 主に他の魚のエラから侵入して襲うそうです。
以下の映像はカンディルに魚が襲われている映像です。
人間も狙われることがあるそうです。 肛門・膣・尿道などに侵入し、引き抜こうとするとトゲを逆立てて抵抗します。 そのため、激痛が走り、引き抜けないそうです。 カンディルが穴から入り込んで、ドンドン中を食い荒らしていくのを想像すると恐ろしいですね。
カンディルは目が弱いらしく、アンモニアの匂いに反応して寄ってくるそうです。 以下のビデオでは、河で用を足していた人がカンディルに侵入されて酷い目にあったという映像です。 この人、よく生きていたなぁと思ってしまいます。 ただ、このビデオでは「今までは噂だったけど人間が侵入された初のケースだ」と言っているぐらいなので、カンディルに人間が襲われるのはレアなケースなのかも知れません。
恐ろしい魚のように思えるカンディルですが、実は酸欠しやすく輸送に弱い魚です。 そのため、昔は日本に来る途中で死んでしまい、あまり流通していなかったそうです。 最近では、輸送手段が発達したためブラックカンディルやピンクカンディルなどをショップで見かけるようになりました。
ただ、肉や魚などを与えなくてはならないため、水が汚れやすく飼育難易度は低くはないそうです。
ショップではボーっとした顔をしているので、この魚の外見からはそんなに恐ろしい魚であるとは想像できないかもしれません。 なお、私はこの魚を飼育したいとは思っていません。 念のため。
おまけ
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