ブログにコメント欄を設置する危険性

ブログには読者がコメントを書き込めるコメント欄があります。 このコメント欄を設置するかしないかを、各ブログ運用者は判断しなければなりません。 ここでは、コメント欄を設置する事によって発生するリスクを説明したいと思います。

割れ窓理論

車の窓が割れていると、車に対する破壊行為がエスカレートするという論文があります。 このように、ほころびた箇所があると、どんどんほころびがエスカレートするという事象を表す割れ窓理論というものがあります。

ブログのコメント欄も同様で、何かネガティブな意見が書き込まれ始めると、多くの読者が賛同してネガティブな意見を書き込むようになります。 このような状況を放置し続けると、最悪の場合、ブログの炎上と呼ばれる制御不能状態に陥ることがあります。

コメントスパム

怪しげな広告を書き込むコメントスパムがほぼ必ずと言っていいほど書き込まれます。 これらを放置しておくと、書き込まれる量が徐々に増加していき、最終的には制御不能なほど書き込まれ続けます。 コメントスパムの多くは海外からのもので、自動化されたロボットによって書き込まれる事が多いです。 なお、手動で書き込まれる場合や、日本国内からのコメントスパムも存在しています。

ウィルス配布に利用される

全く普通のコメントと他記事の紹介を装いながら、ウィルス等を含むURLをコメント欄に書き込まれる可能性があります。 コメント欄に書き込まれたURLに興味を持って訪問すると痛い目にあってしまう場合があります。

XSS脆弱性

ブログのコメント欄機能を自作している場合、XSS脆弱性などに気をつけましょう。 読者が不正コードを実行させられたり、ウィルスが埋め込まれたWebページに飛ばされたりする可能性があります。 ウィルスそのものを配布するページに改ざんされる場合もあります。

最後に

なお、ここでは危険性ばかりを述べましたが、私はコメント欄を設置した方が読者からの意見などの吸収が出来て良いと思っています。 どちらかというと「危険なのでやめろ」ではなく、「これらの点に注意しながら運用すべし」だと思っています。