モードを理解する

アプリキャストには「モード」という非常に重要な要素があります。 ここでは、アプリキャストにおける「モード」に関して説明します。

アプリキャストには、以下の4モードがあります。

  • ノーマルモード
  • フォーカスモード
  • アクティブモード
  • フルモード

モードはユーザの動作によって切り替わります。 モードの切り替えは、コードの動作状態が切り替わる重要なイベントです。 各モードには専用のコールバックがあり、その中身を埋めていくことでコードを記述します。

ノーマルモード

ユーザがウィジェットを選択するときのモードです。 ウィジェットの表示サイズは最大で280x165ピクセルです。 上下ボタンで各ウィジェットが選択用にスクロールします。

この状態のときに、「決定」を押すとフォーカスモードに遷移します。

その他モード時に、モード変更用に「戻る」ボタンを押すと基本的に全てノーマルモードに戻ります。

フォーカスモード

特定のウィジェットがフォーカスされているモードです。 ノーマルモードから遷移してきます。 表示サイズは最大で280x165ピクセルです。

フォーカスモード時も非フォーカスになっているが画面内に表示されているウィジェットは起動されたままなので注意。 「決定」ボタンでアクティブモードへ、「戻る」ボタンでノーマルモードへと遷移します。

アクティブモード

フォーカスモードにて「決定」ボタンを押すとアクティブモードへと遷移します。 フォーカスモード時に表示されていた他の非フォーカスウィジェットは全て終了され、現在のウィジェットに多くのメモリが割り当てられるようになります。 ウィジェットの表示サイズは最大で300x500ピクセルへと拡大されます。

ダイアログを表示させたり、フルモードへ遷移することが可能になります。 状態遷移用に「戻る」ボタンを押すと、フォーカスモードを通り越してノーマルモードまで戻るのでご注意下さい。 ノーマルモード遷移時にはアクティブモード時のメモリはクリアされてしまいます。

フルモード

画面全体をウィジェットが占有し、フル画面になります。 ウィジェット表示サイズは最大で960x540ピクセルです。

AC2.0からの機能なので、AC1.0とAC1.1(2007年モデル)には、このモードはありません。

IPv6基礎検定

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