Errata

インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界」の正誤表です。

2011年10月(1版2刷で修正)

  • p.7 「無制限に」をトル
  • 図2.1と図2.2で右側ルータが二重になっているのを一つに変更しました
  • p.51 Historical RFC → Historic RFC
  • p.52 注釈4への追加と曖昧な部分を明瞭に。"たとえば、ISOやITUは標準化の結果である文書を販売しています。多くの標準化文書は通常の書類と比べるとかなり高価であることが多いため、個人が気軽に購入するのは難しく、結果として情報を得にくくなっています。また、議論の過程などの詳細情報は公開されていません。"
  • p.53 日本語訳の修正。多数決 → 投票。「多数決」だとラフコンセンサスとの違いが不明瞭であると同時に、投票権を誰が持つのかという問題がある「投票」を訳として利用すべきであるため。
  • p.60 副チェア → Co-Chair。IETFでは「Co-Chair」という単語が副議長として使われる場合と、議長と副議長の差がなく全員が共同議長として扱われる場合があり、当時のsyslog WGの場合がどちらだったのか修正時点で確認が出来ていないので表記を「Co-Chair」としました。
  • p.95 注釈13の修正。「Peeringは無償」と誤解を与えかねないため。"ほぼ同量の顧客トラフィック」というのが非常に重要なポイントです。同規模のISP同士がピアリングを行うのが一般的です。また、トラフィック交換が行われるのが「顧客トラフィック」であるという点も重要です。このようなピアリングを行った状態で、Tier 2がTier 1から受け取ったトラフィックや対等ピア経由で受け取ったトラフィックをそのまま違う対等ピアへとトランジットするようなことは行われません。ただし、全てのピアリングが無償で行われるわけではない点には注意が必要です。最近は、IXなどを経ずにAS同士が直接回線を用意して接続し合う「プライベートピアリング」も増えていますが、それに伴って力が強いASが対価を要求する事例もあります。さらに詳しく知りたい方は[287][288][289]などをご覧ください。
  • Appendixにある図A.4の誤字を修正しました。tracetoute → traceroute

2011年7月(オーム社eStore電子版では修正済み)

  • p.23の図2.5及びp.22の記述。/28を32個と表現誤記していますが、正しくは16個です。
  • p.28 コラム「4バイトAS」を「4オクテットAS」へと修正。 「4バイトAS」という表現も普及していますが、1バイトが8ビットであるとは限らないため、「4オクテットAS」という表現の方が正確です。
  • p.66 ドイツのccTLDに障害が発生した原因は「空の設定ファイル」ではなく「不完全な設定ファイル」です。関連して、参考文献[71]を、推測がメインの記事から、より詳細な解説があるIW2010年のものと差し替えます。http://www.nic.ad.jp/ja/materials/iw/2010/proceedings/d2/iw2010-d2-05.pdf
  • p.156 6.5章「ブロッキングとフィルタリングの違い」が\section直後に\subsubsectionとなっているのを、\subsectionへと修正。
  • 70番と71番が同じになってしまっています。70番は「Sweden’s Internet broken by DNS mistake」です。

2011年7月(オーム社eStore電子版では修正済み)

SIGCOMM CCRに関しての注釈内容が不明瞭
=== 変更前
SIGCOMM\index{SIGCOMM}は、ネットワークやデータ通信分野で有名な国際会議です。採択率は低く、この国際会議で発表できる論文を書くのは容易ではないとされています。SIGCOMM CCRは、SIGCOMMコミュニティが編集しているニュースレターです。この論文は、正直なところ、論文と表現すべきか記事と表現すべきか悩むようなエッセー風の文章です。筆者は楽しく読めました。

=== 変更後
SIGCOMM\index{SIGCOMM}と言えば、ネットワークやデータ通信分野で有名な国際会議を思い浮かべる人も多いと思います。この国際会議の採択率は低く、そこで発表するのは容易ではないとされています。しかし、「Cold Topics in Networking」が掲載されたSIGCOMM CCRは、査読がある国際会議のSIGCOMMとは異なり、SIGCOMMコミュニティが編集しているニュースレターであるため査読がありません。査読がない文章なので、「Cold Topics in Networking」を「論文」と表現すべきか、それとも「記事」と表現すべきか悩ましいところではありますが、筆者は楽しく読めました。

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