Twitterとインターネットが陪審員制度に与えるリスク
Guardianに「Tweets and internet put jury system at risk, law chief warns」という記事が出ていました。
陪審員が家に帰ってTwitterやFacebookやGoogleを使って「調査」を行ってしまい、嘘の情報や先入観を持ってしまうという問題を紹介した記事です。 もはや陪審員がそのような行為をすることを完全に防ぐことは無理だという考えもあり、このままでは陪審員制度が終了してしまう可能性すらあると述べられています。
今年の2月に、アメリカの地方裁判所のルールとして裁判中に陪審員が、iPhoneやBlackberryなどの電子デバイスや、Twitter、MySpace、YouTubeなどのサービスや、インターネットを利用した検索を行うことが禁止されたようですが(参考:「裁判中にiPhone使うなTwitterするな」)、イギリスでも同様の問題が発生しているということなのだろうと思います。
ソーシャルメディアが普及すればするほど、こういう問題って増えるんだろうなぁと思った今日この頃です。
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