チェーン検索

私が海外のネタを探す方法として多用しているのが「チェーン検索」です。 ここでは、チェーン検索のやりかたを説明したいと思います。 なお、「チェーン検索」は私が作った造語です。

チェーン検索

チェーン検索のチェーンは鎖です。 鎖が繋がっているような感じで、検索キーワードを変化させていきます。 AES(Advanced Encryption Standard)暗号のCBC(Cipher Block Chaining:暗号ブロック連鎖)モードのようなイメージでしょうか。

以下に、仮想的にチェーン検索を行ってみます。

まず、最初に大まかなキーワードを決めます。 これは、何でも良いです。

例えば「marketing」にしてみましょう。

結果を見ます。すると、3個目にwikipediaの「marketing」がありました。 その中をざっと見ると、マーケティング一覧があります。

さて、その中で面白そうな単語としては「marketing research」「internet marketing」などですかね。 次は、それらの単語で検索してみます。

次は、「marketing research」で検索したとします。 あ、4つ目にAll Aboutの記事で「marketing research white papers」というのがありますね。 それを見てみます。

次に、とりあえず、marketing researchはどうでも良くなってきたので、「white papers blog」というキーワードで検索します。

そうしていくと、インターネットでのユーザ行動を解析したwhite paperを紹介しているブログを発見しました。 そのwhite paperのタイトルで検索をします。 すると、そのwhite paperの原文に行き着きました。 また、それに関する感想なども色々発見できました。

このような感じで、キーワードを探すための検索を連続して行い、キーワードをスイッチしながら検索を続けていくと、偶然面白いものが発見できたりします。 海外のネタを探すときには、この手法を良く使います。

論文探しから着想

このチェーン検索は、論文探しから着想を得ています。 自分の知らないフィールドの良い論文を探すときには、クズ論文でも何でも良いので関連しそうな分野の論文をまず読みます。 そして、最後に書いてある参考文献を見ます。

面白そうなタイトルの論文を発見したら、その論文名で検索をして、色々調べます。

同様に、海外ネタを探すときには、まずは何でも良いので足がかりを探し、そしてその足がかりを変化させていく事で「何か面白いもの」を発見しようとします。 まあ、あまり参考にならない方式かも知れませんが、興味がある方はお試し下さい。

IPv6基礎検定

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