恐らく世界初？IPv6 PPPoE対応無線LANホームルータ
「市販のWi-Fiホームルータで初めて「IPv6ルータ」機能に対応」がNECによって発表されました。 NTT東日本・NTT西日本が提供しているフレッツ光ネクストのIPv6 PPPoEに対応したホームルータです。
プレスリリースにある「世界初」は「EBG構造を商品に適用」という部分みたいなので、IPv6 PPPoEが「世界初」なのではなく、「初」のようです。 ただ、そもそも、IPv6 NAT機能を含むIPv6 PPPoEが日本（というかNTT）独自の方式なので、日本で初ならば世界で初だろうとは思います。 というか、良く見ると「市販のWi-Fiホームルータで初めて」という感じで世界初だったとしても、その範囲が割と限定されているようにも見えますが、まあともあれ世界初には違いないだろうなぁと。
この製品が登場したことによって、IPv6トンネル対応アダプタを購入せずにIPv6 PPPoE方式を利用することに対する敷居が下がるのだろうと思いました。
IPv6 PPPoEの話を見ると、そろそろ発表されてもいいんじゃないかと思えるIPv6 IPoE事業者数拡大の検討結果も気になるところではありますが、今年もNTTフレッツ網におけるIPv6まわりで色々と動きはありそうな気がしています。
なお、一般的には、この製品の一番の注目ポイントはDraft IEEE802.11acに対応することによって、最大1300Mbpsの広帯域無線LAN通信が可能となっている点のようで、IPv6 PPPoE機能に関しては一部界隈でのみ話題になっているように思えます。
おまけ
「NECアクセステクニカのIPv6に対する取り組み」というコーナーで登場している川島さん。
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