ソーシャルな冗長接続
ブログ、Twitter、Skype、Windows Messenger、mixi、メール、携帯電話など様々な人との「接続」方法があります。 どのような場で出会ったかによって、使うコミュニケーション手段が変わることが多いです。
中には、それら全てで繋がっている人もいますし、逆に「この人と連絡をとるならばMessenger」という限定されて連絡方法しか無い人もいます。
全部で繋がっている人との接続状況を見ていると「どんだけ冗長接続なんだ?」と思う事があります。 でも、ソーシャルネットワーキングツールによる冗長性と親密度が比例するわけでもなさそうなのが面白いところです。
「何となく色々な形態で繋がってるけど、俺、良くこの人知らないんだよなぁ」という場合すらあります。
中には10年来知り合いだけど、そんなに良く知ってるわけでもない人とかもいるのですが、きっとソーシャルネットワーキングツール的な物が無ければ、既に他人になっていた気もします。 今でもごく稀にやり取りをしたり、直接やり取りはしないけど、変化していくIMのプロフィール文字列などを見ながら何となく何をしているか想像がつくのって様々なオンラインツールのおかげだと思います。
恐らく時間が経過すれば新しいアプリケーションやソーシャルネットワーキングツールの利用が増える気がしています。 そして、人によっては今よりも接続の冗長度が上昇するのだとも思います。 それぞれの接続は物理的なものではなく、完全に仮想的なものであり、要は単なるポインタみたいなものだろうと思うのですが、それが時間の経過とともに色々な意味を持って来るということが面白いなぁと思う今日この頃です。
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