部下/後輩がついてこない理由

   このエントリをはてなブックマークに登録    2008/7/17-1

たまに「部下がついてこない」「後輩がついてこない」という愚痴を聞くときがあります。 ついてくる、ついてこないの違いは何なんだろうと不思議に思うことがありますが、今回は「ついてこない」という事に関してどのような理由がありそうか考えてみました。

「ついてくる/ついてこない」問題で厄介なのは、「ついて来い」と言っている側と「ついていく」側が双方共に相手に不満を持っている場合です。 立場の違いがそうさせているだけで、どちらも悪くないような場合もあり得ます。

難しい問題ですよね。

なお、以下はあまり根拠はありませんし、状況によって全くあてはまらない場合もあると思うのでご注意下さい。

1. ビジョンを共有できていない

「全体の中のどの部分をやっているのか」「何でそれをやっているのか」「それをやるとどのように世界を変えれるのか」が全く伝わっていないのかも知れません。

やる気を出したり、「ついていく」状態を作るには、やはりビジョンは非常に大切な要素なのではないかと思われます。

2. 目標に魅力を感じていない

ビジョンに近いかも知れませんが、目標としているところが魅力的ではないのかも知れません。

「それができても自分は嬉しくないしなぁ」など消極的な感想を持っていると、「何が何でもついていきます!」というような状態にはならないのかも知れません。

3. 恐怖政治

あまりに恫喝を連発してしまい、周囲は「ついていく」というよりも「いかに噴火させないか」に対してのみ注力してしまう状況を作ってしまったのかも知れません。

このような場合、いかに「ばれないか」というような隠蔽体質になる危険もあるかも知れません。

4. レベルが違いすぎる

あまりにレベルがかけ離れすぎている場合もあり得ます。

部下/後輩にとって、「ついていく」というレベルを超越した「何か凄い人」「遠い存在」として見られてしまい、畏れられてしまっているのかも知れません。 「ついていくなんて滅相もない。。。」という状態になってしまっているのではないでしょうか。

5. 意味が伝わってない

話の趣旨が全く伝わっていないのかも知れません。 「○○をして下さい」と言ったときの本質が伝わっていると思っていても、全然伝わっていないのかも知れません。

これは、実力の差や「常識」の差によって意図せずに内容を省略してしまう事によって発生している場合もあります。

6. 最低ラインに対する認識が違いすぎる

何かを依頼したときのアウトプットに対する最低ラインという「常識」がかけ離れているのかも知れません。

依頼された方としては一生懸命やっているつもりでも、依頼者側はアウトプットを見て「品質が低い」「何故こんなに手を抜く?」「何故ちゃんとここまでテストしない」と見てしまい、結果として「こいつはついてきていない」と判断してしまっているのかも知れません。

7. 無理難題だと思われている

目標があまりに困難で実現不可能だと思われているのかも知れません。 「どうせ無理だ」「行き詰るに決まっている」という思想が支配的になり、「ついていこう」という気が失われている可能性があります。

プロジェクトがポシャっと潰れた時のために保身に走り、立ち居地を調整している可能性もあります。

8. 一緒に楽しんでいない

たまに一緒に楽しみを共有した方がうまく仲間としての意識を構築できる場合もあります。 ただし、「ついていく」対象ではなく、同列の仲間になってしまう事もあり得ます。 威厳を保つことに注意をしながら楽しみを共有するのはバランスが要求されるのかも知れません。

9. プライオリティが低い

「ついていく」対象とする事象に対してのプライオリティが低いのかも知れません。 家庭の事情で他所でアルバイトをしなければならなかったり、デートの方がトッププライオリティなので深夜の会議はパスしたり、理由は様々でしょう。 その理由が正当なものかはさておき、その人にとってはトッププライオリティではないのかも知れません。

10. 環境問題がでやる気をなくしている

給料が低すぎる、残業が多すぎるなど「やる気」以前の問題によって、そもそも「ついていこう」という気が発生し得ない環境という場合もありそうです。

環境を整えてみると余裕が発生してやる気も芽生えるかもしれません。

11. 無理

そもそも、その個人は誰かに「ついていく」という事が出来ないタイプの人間なのかも知れません。 「やればできる」という表現はやらない人間のためにあるものだ、という考え方もあります。

12. 甘え

単なる甘えである場合もあります。 忙しいわけでもなく、家に帰って現実逃避ばかりという状況なのかも知れません。

13. 合わない

性格が合わない、思考が合わない、信じているものが合わないなど、どうしても合わない人というのは発生します。

仕事等で仕方なく合わない人と一緒にいる場合、その人に「ついていこう」という意識は発生し得ないのではないでしょうか。

14. 引っ込みがつかなくなっている

最初は軽い甘えや怠慢だったものが、徐々に蓄積してきて、どうしようもなくなってしまっているのかも知れません。

やらなければいけないけどやっていない「やりのこし」負債が山のように蓄積してしまい、レールに戻ろうにも戻れなくなり、「ついていく」どころではないのかも知れません。

もしくは、ちょっとしたキッカケから激しい口論になってしまい、引っ込みがつかなくなって意固地になっているという場合もありそうです。

15. 体育会系体質が大嫌い

「ついていくって何だよ!」「体育会臭いのは嫌だ」という意見も根強くあります。

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コメント

ついん
4. レベルが違いすぎる

逆に部下/後輩の方がレベルが高いということも多々ありそう。
 
※ついん
部下の能力が高くて上司が低くても、
管理能力さえあれば問題ないんだけどね。

ひがんだりするようじゃ…
sksb
あーー耳が痛い・・
SFGU
安い給料で激務、上様の思想だけは高らかに、結果がわるけりゃ出来るまでのこされる・・・。もちろん、サービス残業で。(お前ができてないから!が通論)
2〜3日寝なくても死なん!お前は本気なんか?と休みでも無給で働かそうとする。
踏ん張れ、ついて来い!といわれても・・・ね。結構おおいんじゃ?こういう会社と上司。
そして気がつけば、ワーカホリックで体育会系の上司にならって、自分の部下にも同じことしてた。それに今気づいたよ。
ついてこねーよなぁ。部下
もふ
これだけ理由があげられれば、信頼のある上下関係をえるのは非常に難しいことだとわかるっすね

そんなんなくても、まぁなんとかなっちゃうんすけどね
tori
「命題」という語句の使い方が間違っている。
辞書で意味を確認した方がいいかと。
ゆりぽん
ほんとに、耳が痛いですね。

人間として、成長しないとな・・・。


でも、ある程度、社会人として成長したら、上の能力や環境に関係なく、ついていくって事ができるのでは?

変な話、どんな人についても「ついていく」のをゲーム感覚で楽しむことはできますよね。

あんまりひどいと、環境を変えればいいだけだし・・・。
あきみち
toriさん、ご指摘ありがとうございます。
確かに間違っていますね。
「目標」に変更しました。
ありがとうございました!
ケイタ
ん〜私も耳が痛い…とても。
下の子の意見は出来るだけ汲み上げてあげて、より良い
環境を作っていこう、そう想っておりましたが、ある日
ふとした拍子に出てきた言葉。
「そんな色々権利を与えられても、使い方が判りません」

そうか、そうなのか…。ちょっと考えねばならんなぁ…。


あきみち

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