研究員になりました

2008/3/3

私事で恐縮ですが、3月より慶應義塾大学の研究員になります。 研究テーマは、マルチキャスト、P2P、オーバーレイネットワーク、認証、ストリーミング、適応型通信(分散型帯域制御)などになると思います。 これらを全部深く掘り下げるというよりは、組み合わせてどのような事ができるかというような視点が強くなると予想しています。

学生時代は、主にRTPによるビデオ転送や、TCP friendliness(TCP親和性)、RSVPやDiffservなどをやっていて、就職してからはホームネットワーク系開発(DLNAやUPnP等)をやっていました。 そのため、これから大学で行う内容は新規な物が多く、色々と勉強をしなければならない状態です。

経緯

先日、研究室の後輩から電話がかかってきて「先輩いま何してるんですか?」と聞かれました。

「ニート(ブロガー)だよ」と答えると、「研究員探してるんですけど」という誘いを受けました。

どうやら、丁度これから新規のプロジェクトが開始されるらしく、要員を探しているとの事でした。 直後にプロジェクト担当の先生と通話相手が変わり、大まかな内容を伺いました。

話を伺うと、非常に興味が湧く内容でした。 説明を聞いているだけで、何となくワクワクするようなネタでした。 5年間、いわゆる「研究」という物から離れた生活をしていたのですが、離れれば離れたで寂しくなるものでした。

しかし、私が退職して志した内容とは随分違う事も事実でした。

多少悩んだのですが、欲張りな私は「両方やりたい」と思いました。 そこで、研究員としての活動はフルタイムでなくても大丈夫かを質問しました。 また、研究成果や勉強した内容を、このブログで公開しても良いかという質問もしました。

プロジェクト担当の先生にこれらを快諾して頂けたため、研究室という世界に舞い戻る形になりました。

ただし、ブログでの公開に関しては条件がついています。 まず、これから論文にする内容は、論文が受理されて公開されるまでは原則禁止です。 論文を書く前に次から次へと情報を公開してしまうと、論文が書けなくなってしまう恐れがあります。 プロジェクトに参加している学生は、論文が書けなければ博士を取得できないので、正当な条件だと思います。

今後のオンライン活動

ブログやオンラインでの活動は継続します。 メインはブロガーの予定です。

大きな違いは、たまに論文や通信系のまとめ記事が増えるかも知れないところだと思います。 実際に増えるかどうかは、ちょっと微妙かも知れませんが。。。

でも、一番大きな違いは職業(ブロガー)だったのが、職業(ブロガー 兼 大学研究員)になるところかも知れません。 自己紹介するときに「ブロガーです」と言って「(゚Д゚)ハァ?」という反応だったのが、「ブロガー兼大学研究員です」というと「 ( ゚д゚)ポカーン」に変わると予想しています。 「ブロガーって職業じゃねぇだろう!」とココ数ヶ月で何度言われた事か。。。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

プロフェッショナルIPv6解説動画シリーズ再生リスト

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