IPv6オペレーションズフォーラム: IPv6への取り組みと、今後のサービス計画 タイトル : IPv6への取り組みと、今後のサービス計画 発表者 : 小山 海平 (株式会社倉敷ケーブルテレビ) http://www.selfmusic.jp/v6ops/cableplans.pdf CATVインターネット網での取り組みの紹介 紹介 岡山県 倉敷市がエリア 年商30億、12億の収益 DOCSIS DOCSISとは、、、 グローバルなレギュレーション DOCSISじゃないものも一部あるけど、新規は全てDOCSIS 最新は3.0というのが規定された 3.0 波を束ねる、上り下りでチャンネル IPv6対応 DESは駄目でAESにしなさい 端末は2.0がまだ主体 LAN型ネットワーク FLETSのようなPPPOEは使っていない お客さんの管理がモデム端末のMACアドレスをベースとしている モデムのMACアドレスを付加してリレー それをプロビジョニングに使う のぼりの収容にできるだけ収容 弊社であれば、現在は一つののぼりに50ぐらい 2007年秋、シミュレーションをすることでIPv6対応がいっきに現実化してきた 2008年 JANOG21熊本で発表 CMTSのメーカは現状で言えば2社 センターに関して言えばUSの2社 端末は色々ある 市場として大きくなっているので、メーカさんとしては見過ごせない 2008年末 IPv4アドレス枯渇対応タスクフォース 一度やり出すと進む 今までも、最初にやると出来るというのは今までも同じ IPv6対応、デュアル対応もできると考えている 現在のステータス ギガにしたいけど、長距離のギガは高いからどうしようかなと あまりに変更しないと忘れる BGPの依存度をあげようとしています 倉敷の会社ですが、東京にもルータがあります ハウジングを力を入れている のぼりがスカスカ etherframeに入ると登りがスカスカ どこの地域の会社さんでも同じだと思う サーバのトラフィックはほとんどが上り ネットワークブロックをBGPで分けました 一部v4しかないところもありますが、もうIPv6移行完了と言ってもいいだろうと ハウジングもv6対応していきます coreのネットワークは対応出来ている 末端のアグリゲーションしているスイッチは数があるので対応できていない ルータも昔のよりもポート数が多いので、 CMTSさえ対応できればサービスインできるところまで持って行けている 問題はCMTS 必要性が高まって、利用率が上がる前に、アクセス網としては入れて行きたい お客様にv6サービスとして宣伝しようとは思いません 「何が良くなるの」などを営業さんに言わなければいけない 別方面への宣伝には使う予定 うちが使えば別のケーブルテレビネットワークが導入したりするかも知れない 事例として他のケーブルさんに参考にしてもらうことで、メーカさんから安くなるなど現実的な面もある 本当に運用することで見えて来る事がある v6に関しては弊社はコストを抑えて CMTSさえできれば v6と語られるのがLarge Scale NAT 当然、NATが必要という話になる v6の話はLSNとは分けて語りたい 一緒に導入する必要はない 早めにv6は動かして行きたい 一つには、うちでLSNを開発させることも、検証することも出来ない 潮を見極めながら導入していきたい 規模が小さければLSN導入を遅らせられると思っている LSNは2年後ぐらいかなと予想しています センターでどれぐらい動かすか 弊社の場合はシャーシ型でCiscoを使っている ESRのシャーシ シャーシ一つで4000ぐらい 導入のしていきかた センターモデムと言っているのはCMTS 端末は一斉に変えられない 端末側を再起動すると新しい波という風にできる ケーブルテレビで他の会社が動いているというのがあれば、面倒な事をしなくても、その波で使えば良いと思う DOCSIS3.0でやることになっているが、2.0が8割。 残りの2割に1.1とか3.0が入っている 端末はDOCSIS2.0端末で動作して欲しい 昔は端末交換していた 昨今はつらい 信用してもらえない、家にあげてもらえないなど v6も流れるとはUSのLABOでも言われている firmwareを変えて、端末は2.0だけどソフトウェアは3.0で動くと言われている モデムをリセットすれば動くようになると思う モデムはブリッジなので動くとは思う 今後の課題 Q:APNICが北京で開催されたときに中国の方にコスト増はどれぐらいかと聞かれた。差し支え無い範囲でどれぐらい痛みを伴ったのかを聞きたいです A:コストがv6にするためにかかる。 何年か前にやろうとしたときに、収入が見えていて、投資計画も解っていた。失う事が無いというところでやっていました。現状ではコスト増無しでやっていました。CMTSで端末が動かない場合。2.0以下の端末でv6を使いたい場合は、それは事業者都合になると思うので、そこでコスト。私は人件費だろうと思います。 Q:インドネシアなどの方も同様の事を仰っていました。ありがとうございました。 Q:顧客からv6の問い合わせはどれぐらいありますか? A:全てのサポートの電話を見ているわけではありませんが、BtoCでは今のところ無いです。企業さんからの話はありました。ハウジングユーザさんではありました。新規のスイッチであれば提供できますよという話をしています。 Q:来年はじめぐらいにスロースタートということで商用サービスを開始されるという話だと思います。商用だと一番最初ですかね?倉敷ケーブルテレビさんが一つのモデルとして他のCATV事業者さんが参照されると思うので、情報共有を進めて行かれるとISPの皆様が助かると思います。 A:弊社は自社のネットワークをやっているので、他の事業者さんと話が出来れば良いなと思ってますし、ノウハウを他に伝えても良いと思っています。 Q:他のケーブルテレビの動きなどはどうですかね? A:他のケーブルさんの話は私からは言いにくいのですが、取り組んでいる方々はいらっしゃると思います。どこかがやれば進めやすいというのもあると思います。何が何でも最初にやりたいわけではなく、なるはやでやりたいだけなので、進めて行きたいと思います。 Q:JCLです。昔、ケーブルテレビは仕様が皆まちまちだった。使い勝手もだいぶところどころ違っていた。サービスエリアも違っていたという反省があって、それと同じ事をやってはいけないと。技術仕様は決まっているし、v6提供方法に選択肢があるわけではないですが、お客さんが何処で使っても使い勝手が変わらないようにしたいと思います。 Q:コストは先ほど話がありましたが、プロフィットに関してはどうですか? A:v6の機能で何らかのアプリケーションを乗せてというのはあるのですが、私はやらなければならないということでやっています。v6で料金100円上げるなど言えないので。ただ、探さなければならないとは考えています。