総務省「我が国のインターネットにおけるトラヒックの集計・試算」2012年5月時点の集計結果公表
総務省が「我が国のインターネットにおけるトラヒックの集計・試算 2012年5月時点の集計結果」を公表しました。 今回の集計結果は日本国内インターネットトラフィックが増加しているというもので、2010年初頭に発生したような顕著な変化があるわけではありませんが、現状を知るために非常に参考になる資料です。
ネットに溢れる炎上や私刑は快楽のため?
インターネットの普及とともに、ネットにおける炎上と私刑のような叩きが日常的に観測されるようになりました。 それらは、日本だけで発生しているのではなく、世界中で観測される傾向です。 たとえば、中国では何らかの事件が発生すると「人肉検索」と呼ばれる身辺調査がネット上で行われます。 ネット上での検索だけではなく、ターゲットとなった人物の周辺にいる人々が情報提供したり、関連する情報を持つ職業についていると思われる人物がネット上に情報をリークしたりもします(日本では現場偵察を示すネットスラングとして「スネークする」というものがあります)。
IPv6 IPoE接続事業者数が3から最大16に拡大へ
これまで、BBIX、JPNE、インターネットマルチフィードの3社だったIPv6 IPoE接続事業者が、最大16に拡大されるようです。
プログラマになるのは難しい?
Ars Technicaで「誰もがプログラマになれるわけではないって本当?」というQAがあり、それを元ネタとしてスラド本家での話題が盛り上がっています。
ヨーロッパ、中東、中央アジア地域のIPv4アドレス在庫が枯渇
ヨーロッパ、中東、中央アジア地域のRIPE-NCCが、IPv4アドレス在庫の最後の/8ブロックからの割り振りを開始しました。
IPv4アドレス競争入札事例
2011年2月にIPv4アドレスの中央在庫(IANA在庫)が枯渇し、その2ヶ月後にアジア太平洋地域のIPv4アドレス在庫も枯渇しました。 ヨーロッパ、中東、中央アジア地域のRIPE-NCCのIPv4アドレス在庫も、あと1週間ぐらいで枯渇しそうです。
総務省「WCIT-12に関する説明会」参加メモ
昨日、総務省で開催されたWCIT説明会に参加してきました。 どういった提案が行われていて、警戒すべき提案の例などが紹介されていました。
Tokyo6to4プロジェクト、リレールータ運用を終了
本日、Tokyo6to4プロジェクトのリレールータ運用が終了しました。
RFC6724: Default Address Selection for Internet Protocol Version 6 (IPv6)
RFC3484を置き換えるRFC6724が制定されました。 今後、IPv6が関連する話題で非常に多く登場することになるRFCだと思うので、IPv6に興味がある方々はご覧になることをお勧めします。
GoDaddyのサービスが大規模停止
GoDaddyのWebホスティングサービスなどが落ちていたようです。
釘バットを持った浸透いうなの先生イラスト
ひょんなことから、イラストレータの白岩え兎さんに「浸透いうな!」と言う「浸透いうなの先生」のイラストを描いて頂け、そのイラストをモデルであるtss_ontapさんに「こういうのを公開してもいいですか?」と質問したらご快諾頂けたので公開します。
.patagonia gTLDにアルゼンチン政府が反対している話
New gTLDsで「.patagonia」という申請がアウトドアスポーツウェアのパタゴニアという企業から行われました。 「パタゴニア」はアルゼンチンとチリにまたがる南米の地域名称ですが、その地域名称のgTLDを特定の企業が独占的に扱うことに対して、アルゼンチン政府が反対意見を表明しています。 アルゼンチン政府による反対表明は、6月にプラハで行われたICANN 44thで行われました。 アルゼンチン外務省の大使からICANNに対して書面も提出しています。
FileSonicがネットから消えた
先週のニュースなのですが、Megaupload強制閉鎖から続いている動きの中で象徴的な事例のような気がするのでメモ程度に。
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