F5 BIG-IPのDPI機能 [Interop Tokyo 2012]

2012/6/15-1

DPIに関する最近の製品動向を知りたかったので、F5ネットワークジャパン株式会社のブースに聞きに行きました。

F5ネットワークスは代表的なロードバランサベンダーですが、ロードバランシングはHTTPの内容を解析しつつ適切なサーバへと振り分ける必要があるので、実質的にDPIと同じような機能を持っています。

以前はロードバランサ企業が「DPI」をウリにすることはあまりなかったのですが、今回のInteropではF5ネットワークスブースで目玉のひとつとしてDPI機能が訴求されていました。

Q: DPI機能を利用する主な顧客教えて下さい

弊社のロードバランサでは、アプリケーションデータに応じてロードバランシングを行いたいというご要望をお持ちのお客様から支持されております。 音声系やビデオ系トラフィックをシグネチャ化して最適なサーバへロードバランシングします。

Q: ShowNetで行われているDPIのデモ内容を教えて下さい

Shownetの一部のトラフィックをBIG-IPを使って可視化しています。 このスクリーンショットでは、約49%のトラフィックがSkypeであることを示しています。

F5としては、アプリケーションを識別するシグネチャを開発しどんなアプリケーションが流れているのを識別した後、アプリケーションペイロードレベルでのトラフィックコントロールを目指しています。

ユースケースとしては、ビデオトラフィックの中でも有料会員であれば、帯域保障をする事やユーザエクスペリエンスを最適化するサーバへトラフィックを割り当てるなどです。

Q: 可視化以外に特筆すべき機能はありますか?

iRulesという機能があります。

iRulesの基本的な説明として、BIG-IPのOS TMOSに標準機能として搭載されているプログラム言語です。 このiRulesを使えば、L3以上のアプリケーションのペイロード部分まですべて解析し、コントロールすることができます。

リクエスト、レスポンストラフィック双方をコントロールできるのも大きな特徴です。 ユースケースは開発の仕方によりますので、無限にありますが、弊社WebサイトからiRulesのサンプルをダウンロードできますので、どのような言語かイメージしていただけると思います。

こちらは、DevCentralというコミュニティサイトで、グローバルで約98,000名のエンジニアが参加しています。

DPIとしての利用も可能で、iRulesでアプリケーションのデータを識別した後に、コントロールという利用用途でも使えます。

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