[強烈] PCI Express直結スイッチ Bonet [Interop Tokyo 2012]

2012/6/13-3

PCI Express直結でノード間通信が可能なスイッチが展示されていました。 日本企業(ただし開発の関係で本拠地は台湾)のAkib Systemsブース(5F17)です。

32ポートのPCI Expressスイッチですが、たとえば、32台のPCを繋ぎつつ繋がったPC同士が直接RDMAを行えるというものです。 PCI Expressの直結だと、本来、ホスト間通信はできないのですが、その部分を解決しているスイッチです。

一般的な通信手法と比べてPCI Express直結が有利なのは、プロトコルコンバージョンが発生しないので、低遅延で通信が行える点です。 たとえば、Infinibandであれば、InifibandのチップはPCI ExpressインターフェースとInifibandのインターフェースを両方ともチップ内に内蔵しており、チップ内で変換を行っています。 PCI Express直結通信では、それがなくなるとのことでした。

OSからは、標準的なイーサネットに見えるドライバが提供されています。 これは、顧客からの要望によってイーサネットドライバを実装したものなので、イーサネットとしてではない制御も可能です。 直接ハードウェアにアクセスできるMPI(Messaging Passing Interface)ライブラリが提供されているとのことです。

このようなことをする専用のチップがあるわけではないので、複数のチップを相互接続する必要があり、14層という分厚い基盤を実装して実現されているようです。 その実装の関係で、日本ではなく台湾に本拠地があるとのことでした。

なお、価格は構成によって変わるので要相談だそうですが、だいたい300万円ぐらいだそうです。

2つのPCを直結できるお試し版

スイッチ無しで、PC-PCという形でPCI Express同士を繋ぐことが出来る「お試し版」もあるそうです。 お試し版の価格は、PCI Expressカードデバイスとケーブルのセットで10万円を予定しているとのことです。

色々質問しに行くといいと思います

これを読んで「どうやってるの?」と疑問を持たれた方々は質問に行くと良いと思います。

最近のエントリ

過去記事

過去記事一覧

YouTubeチャンネルやってます!