ソフトバンクモバイルでの通信制御

2012/11/28-1

ソフトバンクモバイルでの通信制御に関する説明が含まれるページが11月28日付けで更新されています。 更新前の内容を知らないので、以前から記述されていたのかどうかを私は知らないのですが、通信制限の内容が非常に興味深かったです。

まず、最初に、以下のようにあります。

いつもソフトバンクモバイルをご利用いただき、ありがとうございます。

通信品質およびネットワーク利用の公平性確保のために、パケット定額サービスにご加入で一定期間に大量の通信をご利用される一部のお客さまに対して、通信速度の制御を実施する場合があります。なお、通信の切断は行いません。

よりよいネットワーク品質を提供するため、通信ごとにトラフィック情報の収集、分析、蓄積を行います。

その次に、通信制御実施条件が説明されています。 たとえば、Softbank 4G/Softbank 4G LTEのパケット定額サービスであれば、「直近3日間 (当日は含まない) のパケット通信量が839万パケット(約1Gバイト)以上」という実施条件で、実施期間は「当日6時から翌6時」とあります。

3G系は、4G系よりも実施条件がパケット定額サービス・料金プラン毎に異なるようになっているようです。 たとえば、制限発動条件として「パケットし放題S」では「前々月の月間パケット通信量が300万パケット(約366Mバイト)以上」で「当月1ヶ月間」である一方、「データし放題 for ULTRA SPEED、データし放題フラット for ULTRA SPEED」では「データし放題メイン回線: 前々月の月間パケット通信量が3000万パケット(約3.6Gバイト)以上」で「当月1ヶ月間」とされており、プラン毎に差があります(詳細は、原文をご覧下さい)。

「ご利用の際に制御することがあるコンテンツ・サービス」の部分

通信速度の制限という意味では、各社が制限を実施しているので、特に珍しい話でもないと思うのですが、「ご利用の際に制御することがあるコンテンツ・サービス」と「その他」の部分が「へぇー」と思いました。

VoIP、MPEG/AVI/MOV形式などの動画、BMP/JPEG/GIF形式などの画像ファイル、その他動画閲覧や高画質画像閲覧をともなうサイトやアプリケーションに対して、以下のようなことが行われることがあるようです。

上記コンテンツ・サービスなどをご利用の際、通信速度の制御や各種ファイルの最適化を行う場合があります(最適化されたデータの復元はできません)。 なお、通信の切断は行いません。

ユーザが行っている通信内容を変更する場合があることが記述された「その他」項目は以下の二つです。

  • その他パケット通信時に、最適化したファイルを機種側で復元できるなど、お客さまの通信に影響がない場合には、各種ファイルの最適化を行います。
  • パケット通信時に、コンテンツに表示されない部分のデータなど(Exif情報など)につきましては、通常の視聴・閲覧に影響のない範囲でダウンロードの際に省略する場合があります。なお、省略されたデータは復元できません。

最近は、モバイル網で、このような通信制御も行われているんですね。 プロキシなのか、CDNでやっているのか、DPIを使ってるのか、それともその他の手法なのか。。。 実際の仕組みとして、どうやっているのかに関して純粋に興味がある今日この頃です(恐らく、それらが公開されることはなさそうな気はしていますが)。

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