「ネット天の邪鬼」or短縮して「ネトジャク」

2011/9/15-1

良く考えてみると、「ネット上でおどける行為」や「ネット上であえてピエロのようにおどけて周りを楽しませる行為」や「ネット上であえてクソな態度をとる行為」や「ネット上で他人が嫌がると思われる行動をあえてとる」というような行動を取る人物を端的に表現するようなネットスラングが無い気がします。

で、「天の邪鬼(あまのじゃく)」と「ネット」を繋げて「ネット天の邪鬼」もしくは略して「ネトジャク」という単語を提案したいと思いました(記事執筆直前時点では、Googleでの「"ネトジャク"」という検索キーワードはゼロ件でした。)。

Trolling

英語圏のニュースを見ていると、ネットに関連する話題として「Trolling」や「Net Trolls」という単語が出て来ます。 ネットスラングではない「Troll」は、悪さをする小鬼(妖精)を表現することがある単語です。 日本語では「トロール」と表現されたりします。

「Do Not Feed The Trolls (トロールに餌を与えるな)」を略して「DNFT」もしくは「DNFTT」というネットスラングもあるのが面白いです。

日本語には、それを指すピンポイントな表現がない?

この「Trolling」という単語を見ていると「あー、こういう概念ってあるし、何で今までそれを表現する単語がなかったのだろう?」と思います。

日本語では、「Trolling」に含まれる行為や、その周辺活動にピンポイントにフォーカスした単語はあります。

「釣り」という単語は、「あえて突っ込まれやすい表現をすることで、他人が"釣られる"ように仕向ける」という意味のネットスラングであり、他人を反応させることを楽しむTrollingの一形態です。

「荒らし」は、場を荒らすことであり、Trolling行為の一種です。

「ネット弁慶」は、顔が見えないネット上だけで強がるというものであり、Trollingとはニュアンスが異なります。

「ネットイナゴ」は、ネット上で特定のサイトに対して殺到する大量の人々であって、一人もしくは少数の人物による行動そのものを表現するものではありません。

「ネットいじめ」という単語もありますが、それは「Cyberbulling」の和訳として利用されることが多いです。

もうちょっと、「ネット上でおどけて他人を楽しませる」とか「人を小馬鹿にする」というピエロ的な行動をする人物にフォーカスした単語が欲しい気がします。 そこで、「Troll」という本来の小鬼という言葉に近い日本語を考えたのですが、きっと「天の邪鬼」なんだろうなぁと思いました。

漢字を絡めたり微妙に変化させると「ネ邪鬼」とか「ネ搦」とか「ネ尺」とかになったりするんですかね? もしくは「尺」とか「搦」とか、その他の漢字一文字とかもありそうな気がしました。

最後に

思いつきで書いてます。 特に深い意味や考察はありません。 すみません。

というか、この文章に対して何かをする「ネット天の邪鬼」が登場しそうだと思う今日この頃です。

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