専門店の接客

2011/7/27-3

年に数回、秋葉原に買い物に行く事があります。 まわる店はPCパーツや部品系が多いのですが、店が専門的であればあるほど店員が妙に冷たくて怖いという印象があります(外国人観光客が良く行くようなお店ではニコニコで非常に丁寧な接客が多い気がします)。

店内にいる店員からは「質問するなよ」的な雰囲気が強く出ていて、何かを質問すると非常に嫌そうに教えてくれます。 「素人は店に入るな」ぐらいの勢いがあります。 個人的には、そういった「吉野家のゴノレゴ」的な殺伐とした独特な雰囲気にいつも痺れています。

秋葉原に行くと「知らなくて、ごめんなさい。ごめんなさい」という気持ちがいっぱいになるのですが、何度か同じ店に行くと徐々に何を買えばいいのかもわかってくるので、店員にアホな質問をすることもなくなり、快適な買い物を行うことができるようになります。

秋葉原に限らず、何かの専門店もしくは専門領域に素人が紛れ込むと同じような感じになってしまい、自分の知らない分野の何かを開始するのはハードルが高いなぁと思います。 たとえば、食料品などを扱う市場が一般開放されていて、そこに行って買い物をするときも、秋葉原の専門店に近い雰囲気を感じる事があります。

お店ではなく現場では、つい最近、Ustream中継をするときに会場の音響技術者が異常に非協力的で感じが悪かったという例もあります。 きっと、音響に関して何も知らない素人がアホな質問をしているように見えたのだろうと思います。

一般店での愛想の良いニコニコ接客も単に表面的な話であって、そっちのほうが実は不自然なんじゃないかと思いつつも、何をするにも「慣れ」や「知識」って重要だなぁと思う今日この頃です。

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