「ツイッターにも通信傍受?」に関しての雑感
「時事通信: ツイッターにも通信傍受?=政権が法制化を検討−米紙」という記事がありました。
一般化するDNSブロッキング機能
2ヶ月前の記事ですが、ISC BINDにブロッキング機能が標準搭載されるという発表がありました。 BIND(Berkeley Internet Name Domain)は、オープンソースのフリーソフトで、世界で最も利用されているDNSサーバです。 このBINDにブロッキング機能が搭載される予定であると発表されることには、非常に大きな意味があります。 ある意味、DNSブロッキングがインターネットの標準機能へと近づいていることを示唆しているのかも知れません。
日本国内のP2Pトラフィックが初の減少?
最近は、「P2Pトラフィックそのものは増えているが、Webトラフィックがそれ以上に増えているので割合としてP2Pトラフィックが減っている」という分析(参考:Cisco Visual Networking Index: Forecast and Methodology, 2009-2014)が行われてきました。 しかし、総務省 総合通信基盤局 電気通信事業部 データ通信課によって発表された2010年5月時点での日本国内のインターネットトラフィック試算で、計測以来初めてアップロードトラフィックが減少しました。
.UK DNSSEC鍵の更新失敗
.UK(イギリス) ccTLDでのDNSSECで障害が発生しました。 HSM(Hardware Security Module)が故障した(?or何かに失敗した?)ため、バックアップ署名システムへとフェイルオーバーしたとのことでした。 しかし、バックアップシステムが正規のZSK(Zone Signing Key)と同じ物を使っていなかったため、署名検証を行うように設定したDNSキャッシュサーバでは(署名検証を行うかどうかに関わらず、多くのDNSキャッシュサーバはDO bitを立ててリクエストを出します。RFC3225参照)、.UK TLD以下のドメインを引こうとしても署名検証が失敗するので引けないという状態になっていたようです。
長野の空を飛ぶLISP実験
Lispと言えば言語を連想される方々も多いと思いますが(参考1、参考2、参考3)、最近はLISP(Locator/ID Separation Protocol)というプロトコルがIETFで盛り上がっています。 Locator/IDをテーマとしているクセに、そのプロトコルのロケータである筈の名前が恐ろしく紛らわしいという点に微妙な疑問を感じつつも、このLISPは面白いプロトコルだと思います。
ブログをePub化してみた
ブログをePub化しようとしています。 過去に書いた記事等を、そのままePubに出来そうだったので、HTMLファイルを読み込んでePub化するPHPスクリプトを書いてみました。
Cisco製品にSONYロゴが!
Cisco 7609にSONYロゴがあるようです。 個人的には衝撃。
2010年8月の人気エントリ
何で技術を身につけるの?
最近良くわからないことがあります。 学生に対して「できるうちに勉強して技術を身につけといた方がいいよ」というアドバイスをするときに、「何故技術を身につけるの?」というのを明確に説明する方法です。
最近のエントリ
- Interop 2023のShowNetバックボーン詳解
- Interop Tokyo 2023 ShowNet取材動画
- 「ピアリング戦記 - 日本のインターネットを繋ぐ技術者たち」を書きました!
- 1.02Tbpsの対外線!400GbE相互接続も - Interop ShowNet 2022
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過去記事