クリエイティビティに関する勘違い

2008/8/4-4

15 Widespread Creativity Myths」という記事がありました。 発想豊でクリエイティブな人たちや、発想を作り上げる方法に関しての良くある勘違いをまとめてありました。

なるほどなぁと思うものや、あるあると思えるものがありました。

以下、要約です。 かなり意訳しているのでニュアンスが変わっているかも知れません。 また、誤訳などが含まれている可能性が高いので、是非原文をご覧下さい。

1. クリエイティブな人は変人だ

確かにクリエイティブと思える人は変わっている場合が多い。 ただ、クリエイティビティは誰にでも備わっているものであり、この項目が真であるならば「世の中全てが変人だ」という風になってしまう。

2. 多くの人を一箇所に集めればクリエイティブなアイデアが発生する

ブレインストーミングは各個人が個別に考えるよりも効率が悪いという研究もある。 一番の問題は、多くのビジネスは効果的なブレストのやり方を知らないことだ。

3. クリエイティブな人しかクリエイティブな発想はできない

最高のアイデアは普通の人から出る事も多い。 必要なのは今のニーズを満たすことだ。 イノベーションは「クリエイティブな考え」ではなくニーズから発生する。 必要なのは点と線をつなげることであり、点を発明することではない。

4. 〆切がアイデアを誘発する

何らかの手頃なアイデアでプロジェクトを何とか進める事は出来ても、本当の意味でのクリエイティブな発想は〆切では実現できない。

5. 協調よりも競争が良い

アイデアコンテストを行って良いアイデアを表彰する事がある。 これはあまり良い方法ではない。 アイデアを共有していれば、より良い発想が産まれたかも知れないが、コンテスト形式にすると相互に手の内を隠してしまう。 それにより、最終的な完成度は低くなる。

6. クリエイティブな人のまわりは汚れている

そんなことはない。 整理整頓が上手な人もいる。

7. クリエイティブな発想に構造は禁物

真っ白なキャンバスのように制限の無い職場で働くという発想が好きな人が多い。 しかし、キャンバスでさえ4隅という構造を持っている。 結局は何らかの制限は必ずある。

本当のクリエイティビティは制限を超えるところに存在する。 また、構造や制限がないと発散してしまう。

8. 座っていればアイデアが湧いてくる

アイデアは座って待っていてもやって来ない。 さらに、いつくるかもわからない。 なので、やってきた時にはしっかりと捕まえられるようにしておこう。

9. クリエイティビティには高度な思考が必要

農家で猫が鶏を運んでいる光景を見てアイデアが浮かぶ事もある。

10. クリエイティブな思考を行わせるモチベーションはお金や恐れである

このような思想で運営されている会社からは逃げ出すべきだ。

芸術、興味深いWebサイト、写真、本、清潔な良い環境などがクリエイティブな思想を誘発してくれるかも知れない。

11. 間抜けなアイデアは無意味だ

アホなアイディアにこそ最高の発想が隠れているかもしれない。 何が成功するかなんてわからない。

ペット石は発明者を億万長者にした。

12. クリエイティビティを必要とする職は限定されている

デザイナやライタだけに必要とされる特性だと信じている人が多い事に驚く。 どんな職業でもクリエイティブな思考によって利益を得られる。

13. クリエイティブな人はいつも素晴しいアイデアを持っている

ほとんどのクリエイティブな人は、素晴しいアイデアを少ししか持っていない。 失敗から学び、次は成功させようと努力するのが大事。

14. 一度浮かんだアイデアは忘れない

朝食に食べたものだって忘れる。 人生は様々な出来事が多すぎるため、記憶を脳だけに頼るのは難しい。

15. テクノロジの発展はより素晴しいアイデアを誘発する

iPhone、Blackberry、Twitterなどの最新テクノロジがある。 これらはクリエイティビティを誘発するのではなく、減退させることがある。

情報の洪水によって脳は深く考えるのではなく、目の前の画面に投影された雑多な情報を処理する事に専念する。

テクノロジによってアイデアを捕捉するこのも可能だが、本を読んだり散歩をしたり、テクノロジから離れてみるもの良いかも知れない。

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