連絡受付窓口

非公開の形で読者がサイト運営者に連絡できるような窓口を作っておくと便利な場合があります(ここで言う非公開とは、コメント欄のように公開されてしまうものではないという意味です)。

コメント欄の意見などは、他の読者にも公開されてしまいますが、メッセージを送りたい人とサイト運営者間でのみ共有されるようなチャネルは以下のような場面で役立ちます。 (まあ、でも実際はあまり使う場面は多くはありません。)

  • 連絡先を知らない知り合いからの連絡
  • 細かい間違いの指摘。ワザワザおおっぴらに言うほどでもないけど親切で教えてくれるもの。例えば漢字の間違いやちょっとした誤字脱字など。
  • 質問。説明が不足していてわからない人が質問してくる場合があります。
  • 広告掲載依頼
  • ブログイベントのお誘いなど

連絡窓口設置方法

1対1の連絡窓口の作り方として一般的なのが、メールアドレスを公開する方式と、連絡用フォームを作る方式の2方式です。 どちらもスパムの対象となります。

メールアドレスを公開する方式でスパムを軽減する手法としては、メールアドレスを画像にしたり、自動巡回プログラムがメールアドレスとわからないように「@」を「あっとまーく」などの表現に変える手法が一般的です。 ただ、メールアドレスを画像にする方式はアクセシビリティに問題があるので注意しましょう。

入力フォームもスパムボットに狙われます。 また、フォーム処理用のスクリプトを自作する場合にはXSS(クロスサイトスクリプティング)などにも注意するようにしましょう。

連絡受付窓口を設置することにより発生する問題

スパムが送られてくる事が最も一般的に発生する問題だと思います。 自動的なスパムスクリプトを誤魔化す事も可能ですが、一度人間が情報を取得してデータベースに入れてしまえば、その後スパムに悩まされる人生が待っています。 どのような手法であっても、連絡先を設けている時点で遅かれ早かれスパムは来るようになると思われます。

面倒ならば作らないというのもアリ

連絡を受け付ける窓口は必ず作らなくてはならないものではありません。 連絡を受け付けるのが面倒なので、一切作らないという選択肢もアリだと思います。

IPv6基礎検定

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