実名/匿名

実名でブログを書くか、匿名で書くかは大きな問題です。 匿名で書いていたブログを途中から実名に切り替える事は可能ですが、実名で書いていたものを匿名に切り替える事は出来ません。 そのため、特に理由が無い場合には匿名でブログを開始することをお勧めします。

匿名の利益

匿名の最も大きな利益は安全性であると思われます。 世の中は非常に広く、様々な思想を持った人々がいます。 全ての人が満足する文章を書くことは、ほぼ不可能であり、何を書いたとしても不満に思う人は発生します。

ふとした拍子に自分が集中的に非難される状況が発生しても、匿名であれば一生を台無しにするような事態を避けられるかも知れません。

大きな企業などに勤めている場合、本人が意図しなくても読者から「会社の意向」と受け取られてしまう場合があります。 また、会社のイメージが個人に付きまとってしまう場合もあります。 そのため、大企業に勤めていたり、有名な組織の一員である場合は実名ではなく匿名でブログを書く方が良いと思われます。

完全な匿名は実現困難

「匿名」であるからと言って、何でも書いて良いわけではありません。 普通の人が、完全な匿名を実現するのは困難です。 例えば、通信元のIPアドレスがわかれば、そのIPアドレスを使っていた人物を特定する手がかりを得る事も可能です(ただし、裁判所命令などが必要になる場合が多いと思われます)。

「匿名」を過信して他人の名誉を毀損するような記述をしたり、法律を犯すような書き込みは行うべきではありません。 そのような行為を行っていると、大きなしっぺ返しを喰らう恐れがあります。

実名で活動した方が良い場合

実名でブログを書いた方が良い場合もあります。 自分の名前を売る事が仕事であったり、ブログを書く前から実名で活動をしていたり、小さな会社の知名度を上げたいと思うような場合には実名でブログを書いた方が良いと思われます。

自分の名前を売ることが商売の人もいます。 例えば、芸人、政治家、音楽家、スポーツ選手、作家、その他色々などがあると思います。 (多くは実名というより芸名ですが、便宜上「実名」と書いてしまっています。)

実名でブログを書くことにより、自分の好感度を上昇させ、本業を補足する効果を得られます。 ただし、間違った事や社会通念上好ましくない事を書いてしまうと、逆に本業に悪影響を与えてしまう可能性があるので注意しましょう。

既に実名が広く知られている有名人である場合、実名でブログを書いた方が読者を呼び込みやすくなります。 また、偶然発見した人が「あ、この人ここで書いているんだ!」と発見してから定期購読者になってくれる場合もあり得ます。

中小企業やベンチャー企業の場合、何とか相手に信じてもらったりすることが必要になることがあります。 実名でブログを書いていれば、相手が自分の人となりを調査する手法を提供できます。 顔が見える相手の方が、全く顔が見えない相手よりも安心しがちだと思われます。 また、初対面の時に既に相手が自分のブログの読者であった場合、話が非常にスムーズに進むことが多くなります。

実名での活動にはリスクがつきまといますが、メリットもあります。 自分が必要とするメリットが実名での活動によって得られるのであれば、実名でブログを書くことも選択肢の一つです。 なお、繰り返しになりますが、一度実名で活動をした後に匿名に戻るのは非常に困難なので、実名で活動をはじめるには相応の覚悟が必要です。

通名(芸名)

戸籍上の実名ではなく、特定のエイリアス(alias)を「通名」として作り上げて、それを使い続ける事で実名に近い効果を上げることも可能です。

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