C言語入門:Cygwinで開発環境を用意する

今までプログラミングを行った事が無い人が最初に行わなくてはならないのは、プログラミングを行う環境の整備です。 Linux、FreeBSD、その他UNIX系OSを使っている人はgccをインストールするだけで開発環境の出来上がりです。

Windowsを利用している人は、色々選択肢がありそうですが、ここではあえてcygwinを使うことをお勧めしたいと思います。 CygwinというのはLinuxライクな環境をWindowsで構築できるソフトウェアです。 Cygwinは、フリーソフトなので無料で入手できます。 Cygwinは、こちらからダウンロードできます。 Cygwinのインストール時にインストールするツールを聞かれます。 その時に、gccを忘れずに入れましょう。

gccは、Develの項目の下にあります。

gcc coreを入れればCのコンパイルは出来るようになります。 ここで示している図は2007年6月時点でのgccのバージョンです。 バージョン番号は変わっていくものなので、とりあえず試したい場合は、上記図で示しているgccのバージョン番号をあまり気にせずにインストールしてください。 また、色々試してみたい方は、必要に応じてその他機能のパッケージもインストールしてみてください。

Cygwinインストール時にgccが発見できない場合、mirrorサイトにパッケージがない可能性が考えられます。 Cygwin設定プログラム起動後に選択するミラーサイトを変更してお試し下さい。

また、必要に応じてエディタ(プログラムを書くためのプログラム)もインストールして下さい。 個人的にはvi(cygwinでインストールするのは恐らくvimだと思います)をお勧めします。 viを使えると、システム管理などをするときに役に立ちますし、慣れると色々早いからです。 (そんなマニアックなものを勧めるなと言われそうですが。。。)

新しくエディタの使い方を覚えたくない場合には、Notepadをそのまま使っても大丈夫です。 Cygwinをそのままインストールすると、「C:\home\ユーザ名\」がcygwinのホームディレクトリになるので、Notepadで書いたプログラムを置くとgccでコンパイルが出来ます。

実際に書いてみる

さて、では実際にC言語でプログラムを書いてみましょう。

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参考文献

Cygwin参考文献

IPv6基礎検定

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