メモリを増設する

Windows XPはメモリを多く積んでいるほど早く動作します。 小手先の高速化業も重要ですが、結局、根本的にはメモリを大量に搭載するのが一番かと。。。

推奨メモリ

Windows XPの情報を見ると推奨メモリという表現があります。 例えば、Windows XP HOMEだと128MB以上と書いてあります。

しかし、推奨メモリとはあくまで推奨値でしかありません。 しかも、128MB以上であって128MBを推奨しているわけではありません。 Windows XP HOMEを128MBで動かすと猛烈に遅いです。 やはり、推奨値に達していると思って安心するのではなく、メモリは多めに搭載した方が良いでしょう。

Windows XPでしたら、個人的には512MBぐらいを推奨しています。 256MBでもある程度大丈夫ですが、ちょっとしたアプリケーションを使うと越えてしまうので。。。 一昔前でしたら、「そんな高額なもの使えるか!」と言われてしまう世の中でしたが最近はメモリも十分安くなったと思うので、「最低512MBぐらいかなぁ」ととりあえず書いてみます。

メモリ量の確認方法

現在搭載されているメモリ量の確認は簡単に行えます。 マイコンピュータを右クリックしてプロパティを選択して出てくる情報を見るか、コントロールパネルからシステムのプロパティを開けばわかります。 どちらの方法を使っても結果として表示されるダイアログは同じものです。

何故動作が速くなるか

メモリの増設によりシステムが早くなる一番の理由はスワップをしなくなるからであると思われます。 Windows XPは(他のOSも同様にスワップはしますが、、、)、メモリが足りなくなると、ハードディスクを一時的に使って仮想的にメモリを増やします。 そのため、実際に搭載されているメモリよりも多くの記憶領域が使えるようになっています。 ただし、ハードディスクの書き込みと読み込みはメモリと比べて著しく遅いので、ハードディスクを使ってしまうと処理速度が著しく遅くなってしまいます。 メモリの少ないマシンで何かをする度にハードディスクからカリカリ音がするのはこのためです。 メモリを増設すると、ハードディスクを利用しなくても情報を記憶していられるため、処理が速くなります。

増設する際の注意点

メモリの増設には色々注意点があります。

正しい種類を選ぶ
メモリにも色々種類があります。 種類が違うと取り付けられません。 また、取り付けたい製品によってどれが取り付けられるかが違います。 そのため、説明書や製品WEBページなどを良く読みどれが使えるのか正しく選ぶ必要があります。 良くわからない場合には、良くわかる人に聞く、ベンダーの増設サービスを利用する、お店に手持ちの製品を持っていって聞く、などの方法をお勧めいたします。
自分で増設をするとサポート外になる可能性が高い
電気屋さんなどで普通に売っているPCを購入して、自前でメモリの増設を行ってしまうと保障外になってしまう可能性が高いです。 コンピュータの扱いに慣れない場合には、正規の増設サービスを利用するか、購入時に多めのメモリを搭載することをお勧めいたします。
各製品ごとのメモリ増設上限がある
各製品ごとに物理的な増設可能上限があります。 製品によっては、いくらメモリの形状が一致していても認識してくれない場合があります。 BIOSをUPDATEすると認識するようになる製品もありますが、やはり説明書などを良く読むことが重要だと思います。
増設がやたら難しい製品がある
ノートPCでたまにあるのですが、メモリ増設がやたら難しい製品もあります。 増設がやりやすいかどうかもあらかじめWEBなどで調べることをお勧めいたします。 やりはじめて途中であきらめて、でもネジが何個かなくなっていた!という状態にならないようにしましょう。

うーん。あまり役に立つ情報じゃないかも知れないですね。。。 とりあえず、やってみないと経験もできないわけなので、やってみて慣れるというのも重要かも知れません。

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