裁判所が著作権保護のために児童ポルノ対策ブロッキングの仕組み利用を命令@イギリス
イギリスの裁判所がBritish Telecomに対して、現行の児童ポルノブロッキングで利用されているCleanfeed filtering systemの仕組みを使ってNewzbin2というサイトをブロックすることを命令しました。 これによって、イギリスで児童ポルノのために実施されたブロッキングの仕組みが著作権侵害対策として利用される方向へと動いたことになりそうです。
iPadでBBC放送が11カ国へ配信開始
BBC WorldwideがiPlayerサービスをiPadアプリとして11カ国で提供開始しました。 これまで、iPlayerはイギリス国内でしか利用できませんでした。 国境を越えたインターネット動画配信そのものは、今では全く珍しくありませんが、個人的には、BBCによる今回の方式がインターネットを利用した世界的なテレビ放送の未来モデルを形作って行くように思えます。
KDDI auひかりユーザの15%がIPv6対応?
NetworkWorldで「Yahoo, Facebook and Google to IETF: Where are the IPv6 users?」という記事が公開されています。 現在、カナダでIETFが行われていますが、それに関連してIPv6の普及に関して述べています。 記事の内容を滅茶苦茶ザックリと説明すると、コンテンツ側が「World IPv6 Dayで頑張ったけどIPv6ユーザってまだ少ない。IPv6ユーザってどこにいるの?アクセス側のISP頑張ってよ」という感じです。
警察によるFacebook利用
米国でFacebookが犯罪捜査などに利用されている事例が紹介されています。 テキサス州コンロー(Conroe)警察署がFacebookを利用開始から2ヶ月の成果として、目撃情報などが数多く寄せられ、実際に容疑者逮捕に結びついた事例もあるようです。
米国の大学が1Gbps回線でベンチャーを誘致
米国で29の大学が周辺地域に1Gbps回線を提供する試みである「Gig.U」がNew York Timesで紹介されていました。 記事によると、それによって新たなビジネスアイディアや教育モデルが生まれることを期待しているとありました。
7割が2013年までにIPv6対応予定
「NetworkWorld: Most IT pros say their websites, networks will support IPv6 by 2013 」によると、200以上の企業に対する調査結果で、7割以上の企業が2013年までにWebサイトや組織内ネットワークのIPv6対応を行うと答えたそうです(ただし米国での調査)。
専門店の接客
年に数回、秋葉原に買い物に行く事があります。 まわる店はPCパーツや部品系が多いのですが、店が専門的であればあるほど店員が妙に冷たくて怖いという印象があります(外国人観光客が良く行くようなお店ではニコニコで非常に丁寧な接客が多い気がします)。
995ドルのツールでMacのパスワードが取れるらしい
「GADGETBOX: A $995 tool can steal your Mac's passwords in minutes」によると、各種パスワード解析機能を持つ Passware Kit Forensicの新機能として、MacのRAMに入っている生パスワード情報をIEEE1394(FireWire)に出力させてしまう機能が追加されたそうです。
米国成人の71%がオンライン動画視聴
「The Pew Internet & American Life Project」によると、米国成人の71%がYouTubeやVimeoなどで提供されているオンライン動画を見ているようです。
【書籍】Vyatta入門
著者の方々から献本を頂きました。 ありがとうございます。 「オープンソースソフトウェアルータVyatta入門 - 実践ルーティングから仮想化まで」は、オープンソースのルータソフトウェアVyattaを解説しています。 Vyattaに関して一部界隈で盛り上がっていおり、気になっていたので、非常に楽しく読めました。
IPv6対応への道しるべ第2回「単なるIPv6対応と、使えるレベルの対応は全く別の話」公開
連載「IPv6対応への道しるべ」の第2回「単なるIPv6対応と、使えるレベルの対応は全く別の話」が公開されました。
「革命的インフラ」の寿命が短くなってる?
Web2.0の話題以降、様々なトレンドがWeb上で発生していますが、最近徐々にその間隔が短くなっている気がします。
光スイッチング技術
この記事は、Software Design 2011年4月号に掲載された「第12回 近未来インターネット技術妄想論」に掲載された内容です。 編集部の許可を得た上で一部変更して全文掲載しています。
前回は光ファイバの広帯域化に関する最新の研究動向を紹介しました。 光ファイバによる「リンク」としてのネットワークの性能は、まだまだ飛躍的に上昇する可能性があります。
まだまだ伸びる光通信技術
この記事は、Software Design 2011年3月号に掲載された「第11回 近未来インターネット技術妄想論」に掲載された内容です。 編集部の許可を得た上で一部変更して全文掲載しています。
光ファイバの通信容量は日々進化しています。 現在のインターネットは、光ファイバ網の上に構築されており、光ファイバそのものを利用した通信技術の最新動向は、インターネットの将来を推測するうえで重要な要素の一つとなり得ます。
さくらインターネットがデータセンタにおける6rd実現例のI-Dを提出
Ciscoとさくらインターネットが共同でさくらインターネットにおける6rdの実現例や苦労した点を簡潔に紹介したinternet draftをIETFに提出したようです。
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